マイ・ブロークン・マリコ | バツイチアラカンオヤジの映画日記

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観た映画やドラマ、その他について、基本的にネタバレ無しで!無責任に感想を書き留めていきます。あらすじはコピペせず自分なりの文章でボケ防止を図りっているので当てにならないかも?!

永野芽衣の新境地って事で話題になっていた昨年公開の話題作。Amazonプライムに登場したので早速チェックです。「ふがいない僕はそらを見た」や「ロマンスドール」のタナダユキ監督作って事でも結構楽しみにしてました♪

親友マリコ(奈緒)の自死をニュースで知ったトモヨ(永野芽衣)は間違いであってほしいと願いながらLINEを打った。しかし返事はなくマリコの自宅を訪ねるがもう引き払われた後だった。マリコの亡骸は実家へ直送され艶も葬儀もなしで荼毘に付されたと知ったトモヨはある決意をもってマリコの実家を訪ねるが・・・

新境地って程でもないんじゃないの?とも感じましたが確かに永野芽衣、熱演で良かったですね♪特に刃物を構えるシーン♪あそこでトモヨがマリコに見える演出、結構トリハダ立ちました。児童虐待の事やトモヨのブラック会社勤めを見せられると近年の子供が犠牲になる事件や困窮している若い女性たちが多いってニュースを思い出して何とかならないもんかな~なんて感じてました。

「めんどくさい女」と思っていた筈なのに実は自身も依存していた。心の支えになっていた、そんなマリコの思い出が刻々と薄れていくんだとキレるくだりも良かったですね。でもオジサンとしてはそういうもんなんだよって、それでいいんだよって言ってあげたくなったりしてwww

壊れたマリコを演じた奈緒も熱演でしたが窪田正孝がいい役どころを演じてましたね。彼の一言「もういない人と会う為には自分が生きてなきゃいけない」が活きてトモヨの表情のみで迎えるラストもいい演出でグッときました。永野芽衣のなんとも言えない表情も良かった♪想像だけど「ごめんね」とか「見守ってる」とかありきたりな内容だったとしても、もうトモヨはそれを前向きに受け止められるようになれたんだって感じ取れていいラストでした♪

 

「マイ・ブロークン・マリコ」 オススメ度 ★★★

 

 

 

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