バロン | バツイチアラカンオヤジの映画日記

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観た映画やドラマ、その他について、基本的にネタバレ無しで!無責任に感想を書き留めていきます。あらすじはコピペせず自分なりの文章でボケ防止を図りっているので当てにならないかも?!

タイミングよくBSPで録画しといた本作がHDに残っていたのでついでに久しぶりの再見。ギリアム作品の中ではそれ程思い入れはなかったのですがとにかく楽しくてホッコリできる作品で初見時より楽しめた気がします♪

18世紀の後半、ドイツの海辺の町はトルコ軍の猛攻に晒されていた。街は砲撃によって廃墟と化していたがその中の劇場ではヘンリーの旅一座の「ミュンヒハウゼン男爵の冒険」が上演されていた。そこへ自分が本物のバロンであると云う老人が乱入、そしてトルコ軍が攻めてきた原因はこの自分にありこれからそれをを説明すると言い出した。座長の娘サリーは興味津々でバロンの話に聞き入るのだが・・・

サリーがメッチャかわゆくて演じていたのがあの「ドーン・オブ・ザ・デッド」で主演を務めていたサラ・ポーリーって女優さんだと知って驚きました♪ファンタジーなんだけ決してお子様向けではなく大人向けなお話もギリアムって感じで「水曜日は休戦」や「今回はこちらが勝つ番だ」とか体と頭で指標が違うとか、何よりバロンの「生きる力」が「夢や冒険」が源となっている部分がよかったです♪

バロン役のジョン・ネヴィルも嫌な奴になりそうなバロンを好演、嫌味になってなくってカッコよくも見えてくるバロンがいい感じにはまってました♪そしてロビン・ウィリアムズの暴走気味な熱演も笑わせてもらえたし、ジョナサン・プライスも悪役がハマってました♪それからユマ・サーマーンのヴィーナス役は当時も話題になったので覚えていたんですが、この人見たことあるよな?と思ったらスティングがホントに僅かなシーンで登場したので驚けました♪

子供の頃に読んだ覚えのあるエピソードの数々も懐かしくって♪特に「俊足」のバートホールドの描写、足踏みして床が擦れて壊れていくくだりはニヤニヤ♪あと、月から女王の髪の毛を繋いで降りていくくだりや砲弾に掴まっていったり来たりのくだりは子供の頃、バカバカしいけど面白いって笑っちゃったのを思い出しました♪ギリアム監督の風刺の効いた大人向けファンタジー、久しぶりに再見して楽しめました♪

 

「バロン」 オススメ度 ★★★

 

 

 

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