スノーピアサー | バツイチアラカンオヤジの映画日記

バツイチアラカンオヤジの映画日記

観た映画やドラマ、その他について、基本的にネタバレ無しで!無責任に感想を書き留めていきます。あらすじはコピペせず自分なりの文章でボケ防止を図りっているので当てにならないかも?!

随分前からケーブルテレビで放送されてて、でも韓国・アメリカ・フランスでの合同製作って知ってよくあるショボいCGを多用したB級以下の作品だと思い込んでました!

「グエムル 漢江の怪物」の監督さんが原作グラフィックノベルに惚れ込んで映画化権を手に入れて完成させた作品だったんですね!しっかりと「グエムル」のソン・ガンホやコ・アソンも出演してるしハリウッドからはクリス・エヴァンスやジョン・ハート、エド・ハリスなんかもキャスティングされていてかなりの大作でビックリしました(*゚∀゚*)

2031年、人類は悪化する地球温暖化の解決策として化学薬品CW-7を散布、温暖化は緩和され成功と思われたが世界は雪と氷に覆われた氷河期に突入してしまう。僅かに生き残った人類は永久機関を動力とする「走る箱舟」スノーピアサーの中で暮らしていたがそこでは前方車両に住む富裕層がすべてを支配していた。貧困層のカーティス(クリス・エヴァンス)らは奴隷同然の扱いを打開すべく反乱を企てるのだが・・・

温暖化を何とかしようとして氷河期になっちゃうって思いあがった人類の傲りを際立させてる世界観がいいですよね!どうして「箱舟」が列車なのかってツッコミはありますがそれが外界と隔離された密閉空間や主人公達が前に進むしか勝利が無い展開に上手くいかされてるなって感じます。小銃の弾があるか判らなかったりプロテインブロックやナムグン親子のハマってるヤクだったりディストピア感がいい具合!教室で行われている授業を見せてからの展開が自分的には一番ツボでした!「寿司」のくだりで匂わせていた「真相」も人間の生き抜くスペックを最大限に引き出すモノのように思えてリアル感じました。

クリス・エヴァンスもソン・ガンホもそれぞれ結末が気になる展開にはなっていましたが相殺し合ってしまってどちらもインパクトが薄れてしまった印象、結果的に一番印象に残ったのがティルダ・スウィントンの演じた狂信的な指導者ですかね~(#^.^#)彼女は本作で二役演じているそうで、もう一人の役をネットで知ってかなりビックリしました!

世間では評価が芳しくなかった作品の様ですが自分的にはかなり楽しめた1本でした(#^.^#)

 

「スノーピアサー」 オススメ度 ★★★

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