コレも特撮少年にとってはレアな怪獣でした!怪獣図鑑なんかに掲載されていた写真でしか見たことのない怪獣でした。ただ子供ながらにこの造形だと人間が入いる着ぐるみ出ないことは明らかで、それだと大した動きは期待出来ないから絶対に観たい!ってほどでもなかったのを覚えてます。
世界各国の宝石店で大量のダイアモンドが盗難にある事件が頻発する。日本でも同様で捜査に当たっていた駒井刑事(夏木陽介)は怪しい外国人マークに目星をつけ探りを入れるが、事件は当然出現した炭素をエネルギー源とする宇宙細胞が関与していると判明して・・・
自分の知っている夏木陽介は激渋オヤジの代名詞的な風貌だったので、本作の様なやわな二枚目路線は意外でしたwww謎の外国人マークのキャラがいい感じで楽しいです。なんでも007シリーズの影響を受けている脚本らしいですね~(#^.^#)変な外国人と云えば天本英世がギャング団の片言の日本語をしゃべる人物でいい味出してました。
ウィキペディアによればこのドゴラの造形には大変な苦労があったそうですが、今の様にCGのない時代であのヌルヌル感とクネクネ感を表現しているのは流石、円谷って感心しちゃいました。画面に映っている時間が極端に短いですがその分レア感が増すかもwww
石炭が巻き上げられドゴラの体内に吸い込まれていく画はいまの映画でも通用するんじゃないかなと思う位いい感じでしたね(#^.^#)
実写でしたがF86Fの編隊飛行も今では貴重な映像でレア感あります。
ドゴラが結晶化してバンバン地上に落ちてくるくだりでドラマパートの結末が予測付いちゃいますが、「悪党は滅びる」って当時のセオリーを見せられた印象でした。子供の頃に観ていたらドラマパートに辟易していたでしょうがこの歳になって観るとなかなか楽しめた一作でした(#^.^#)
「宇宙大怪獣ドゴラ」 オススメ度 ★★★