ちはやふる 上の句/下の句 | バツイチアラカンオヤジの映画日記

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観た映画やドラマ、その他について、基本的にネタバレ無しで!無責任に感想を書き留めていきます。あらすじはコピペせず自分なりの文章でボケ防止を図りっているので当てにならないかも?!

日本映画専門チャンネルで上の句・下の句、続けて放送されてたので録画しときました(≧∇≦)

広瀬すずちゃん可愛かったよ!とかアツイ青春物語だったとか高評価を目にしていましたがそんなに興味は湧かなくて、唯一気になっていたのは個性的なキャラが板についてたと評判だった松岡茉優。どんな感じだったんだろ?と気になっていたので早速観てみました!

都立瑞沢高校に入学した千早(広瀬すず)は小学校から続けてきた競技かるた部を設立するべく孤軍奮闘していた。部設立の最低条件は5人の部員。売れっ子モデルの姉にも劣らない美少女の千早に釣られて集まってくる男子生徒は沢山いたが競技かるたの激しさ、敷居の高さを知ると皆入部までには至らない。そんな時に中高一貫の進学校へ入学した筈の幼馴染の太一(野村周平)と再会、太一を巻き込んで部員集めに奔走するが・・・
競技かるた。存在は知ってましたが結構ハードな競技だと云う事以外はイメージがなかったので興味深く観れました(≧∇≦)選手それぞれに想い入れのある和歌があるとか、それが得意札になったりとか、得意札は相手に取らせたくない気持ちが強くあったりと詳しくなればなるほど競技かるたが楽しくなるんだろうな!って印象を強く持ちました。
広瀬すず、やっぱり可愛いですねー!あと野村周平も高校生に見えちゃうんですよねー、先日まで放送していた深夜ドラマでも高校生を演じてるのを見たんですが違和感ないのかホント不思議、どこかあどけなさの残るルックスのおかげなんでしょうね。それから新を演じた新田真剣佑はドラマ「僕たちがやりました」のあのヤンキーと同一人物と知ってビックリ、その上この子が千葉真一の息子で噂のイケメン俳優だと知ってさらにビックリでした。
期待していた松岡茉優も出番は少なかったけど濃いキャラを演じているのを見れて満足です。主役も脇もどっちもいける、いい女優さんになってくれるんじゃないかなとこれからも注目しちゃいます!(≧∇≦)
映画的には自分のピークは上の句のクライマックス、都大会のくだりでした。「机くん」を中心にもってくる展開がアツかったですね。集団の中で能力の劣る者の辛さや怒りやジレンマや、とてもいいお話だなと感動しました。都大会で勝ち抜いた千早のお約束も大爆笑!あのシリアスな場面で対戦相手の「死んでる〜」には笑いを堪えることができません。きっと劇場でも大爆笑だったんだろうなって想像しちゃいましたね(≧∇≦)
反面、下の句は出だしから物語が停滞しちゃった印象。オジサンとしては「自分が楽しいから競技かるたをやってるんでしょ?」って着地点が見えちゃってるだけにちょっと退屈でした。それに輪をかけて千早達の「団体戦」どうなる?とヤキモキさせておいてのあの展開はかなりの拍子抜け、その後の「個人戦こそ団体で戦う」んだってって云われてもだいぶ微妙でした(@_@)まぁ、千早とクイーンの対決や太一と新のライバル関係が成立する見所はありましたけどね。調べてみたら原作漫画も現在進行形で連載中とのこと、あまり極端な脚色は出来なかったってことなのかもしれません。それならば自分的には上の句の部分だけで一本の映画として公開していた方が充分に楽しめた感じがします。
 
「ちはやふる」上の句/下の句  オススメ度  ★★★