1988年に公開された本作、もう31年も経つんですね〜!あやふやな記憶を辿ってみると、公開時はスルーしてその後レンタルが開始されてから見た様な記憶が残ってます。
原作の単行本を揃えてて、まだ物語が完結してない時期だったので、多分原作の楽しみを重視して映画の方はスルーしていたのかな?
流石に31年も前の作品ですから今のアニメと比べると映像的には見劣りする部分もありましたが、やっぱり圧倒的な世界観は今でも最先端な印象!決して古臭いとは思えない、31年も前にこの世界観を創造した大友克洋ってやっぱり凄い!と今回かなり久々に再見しての感想でした(≧∇≦)
ハリウッドに「ブレードランナー」があるならば日本には「AKIRA」がある!と胸を張って言い切れる感じ(≧∇≦)
大友克洋自身が監督し映画化のために自らの原作を脚色した物語も上手くまとまってます。本心を云えば全6巻の原作そのままの映画を観たかったんですが映画製作の時期には原作は未完でしたし時間的制約等色々と無理な話だったんでしょうね。そうは云っても本作、アニメオリジナル版も原作登場の魅力的キャラクター達が大活躍で楽しめます!主人公・金田の生き生きとした動き、彼の駆る未来的デザインのバイクのカッコよさ!!!テールランプの光跡がまたツボでした!
タイトルにもなっている謎の存在「AKIRA」の正体も原作者だからこそできる思い切った展開!クライマックスの鉄雄の膨張はアニメながらトラウマになっている人も多いらしいですね。今のアニメに比べると人体破壊の描写も大人しく見えますが当時はかなり衝撃だったのを思い出しました(*^-^*)
実写化の企画も上がっているようですがどうなんでしょうね~?「攻殻機動隊」は自分的には受け入れることが出来ましたが本作「AKIRA」はどうかな~?映像的には可能でしょうがやっぱり金田や鉄雄をのキャスティングが重要ですかね。でもやっぱり誰が演じても受け入れられないかもしれませんがwww
SF映画好きならばマスト、日本発信のこの世界観は未見ならば一見の価値は十二分にあると思いますよ(*^-^*)
「AKIRA」 オススメ度 ★★★★