SF映画オタクとしては外せない一本!と、書きたいところですが実は子供の頃に一度観ただけ。その時の感想も殆ど頭に残っておらず漠然と「退屈だった」という事位しか覚えていません(@_@)
当時は劇場未公開だった本作が脚光を浴びたのは世の中がかなりのSF映画ブームでその上「2001年宇宙の旅」「未知との遭遇」「ブレードランナー」など名だたるSF映画に関わったダグラス・トランブルが監督を務めたから。それとSFオタクの間では劇中に登場するドローン達も話題になってましてその辺りに唆られて鑑賞したので物語は二の次だったんだと思われます(@_@)
愛読してるブログで本作が取り上げられていて、その解説を読んで目からウロコ!でした〜〜(≧∇≦)そーゆーお話だったんだと再見したいなと考えていたところにタイミングよくBSで放送、何十年かぶりに再見してみました(≧∇≦)
病気も貧困も失業も無くなり気温も一定に保たれた理想的な未来の地球。ただ地球上の植物はほぼ絶滅し僅かに残った植物のみが宇宙船の巨大な温室ドームで育てられ「地球緑化計画」に備えられていた。クルーの一人、ローウェルはいつか実行される緑化計画に向けて8年間もの年月を費やし真摯に任務を全うしてきた。しかし突然計画の中止の通信、しかも温室ドームは全て爆破し全植物を破棄した上で帰還せよとの命令が下る。退屈な任務から解放されると帰還を喜ぶ他のクルーを尻目にローウェルは今や希少な植物を何とか絶滅から救おうと行動を起こすが・・・
自分の訳の分からない感想を書くよりも、リブログさせていただきました!本作を見る前にこちらの記事を読んでいただければこの作品、何倍にも面白く感じると思います!この作品だけじゃなくて他の作品についての記事もとても面白いので是非、どうぞ!(^◇^)
45年も前にもうこんなにも強烈な環境保護の考え方があったんですね.。この作品を観て手塚治虫の「ブラック・ジャック」で「人間は地球にとってのガン細胞だ!」ってセリフがあったエピソードを思い出しました。最近の作品では「キングスマン」でサミュエル・L・ジャクソンの演じた悪玉が同じような考え方でしたね~。あと未見ですが「インフェルノ」も同様。現実的に身近なお話だったら怖いですが映画の設定としてはとても面白いですよね(*^。^*)
多くの人たちが多かれ少なかれ環境に対して引け目を感じている部分がある筈だからこそ、身につまされる設定でもあるんでしょうね。
SF映画としては48年前の作品と云う事もあってSFX的にはミニュチアを使用した古臭い映像。でもSF映画オタクとしてはなかなか楽しめました。特に温室ドームが宇宙船から切り離されるシーン、これもミニュチュアを使用してるんですが細かい破片がパッと飛び散るリアルなクオリティーの高い映像になっていて驚きました。あと愛すべきドローン達であるヒューイとデューイがルーイの足を見付ける場面もツボでした(^◇^)
「サイレント・ランニング」 オススメ度 ★★★