127時間 | バツイチアラカンオヤジの映画日記

バツイチアラカンオヤジの映画日記

観た映画やドラマ、その他について、基本的にネタバレ無しで!無責任に感想を書き留めていきます。あらすじはコピペせず自分なりの文章でボケ防止を図りっているので当てにならないかも?!

登山家アローン・リー・ラルストンの自伝「奇跡の6日間」を原作にダニー・ボイル監督が製作・脚本・監督した2010年公開作品。

ダニー・ボイル監督って「スラムドック$ミリオネア」でメジャーになった監督さんでしょ?と昨日まで思い込んでいたんですがあの「トレインスポッティング」の監督さんだったんですね~!「トレインスポッティング」は評判は聴いていつか観なきゃと思いつつジャンキーの映画なんて・・・って抵抗感もあって未だに未見、一応HDの中に残っているのでそろそろ観ようかなと思っていたところでした。で、この監督あの「28日後」「28週後」も監督してたと知ってまたまた驚いてしまいました。映画好きを自称してたんですがまだまだ知らないことが沢山あるものだな~と実感ですwww

アローン・ランストンはいつもの様に誰にも行き先をしっかりと伝える事をせずキャニオンランズ国立公園で週末を過ごしキャニオニングを満喫していた。しかし目的地のブルー・ジョン・キャニオンへ向かう途上、細長い経路で岩と共に滑落、岩と壁の間に右手が押しつぶされた状態で身動きが出来なくなってしまう。冷静を保ち少ない食料と水を糧に必死に脱出を図る彼だったが・・・

冒頭の女性二人組とのくだりは尺を埋めるためのエピソードなのかなとも思えましたがキャニオニングの楽しさがバンバン伝わってきたので自分的にはアリでした!その後やっとタイトルが画面に出るんですがその直前のアローンが滑落する描写が顔を歪めて見てしまうくらいの「痛い」!!!((+_+))

で、そこからはアローン以外は登場しない地味な独り舞台を覚悟していたんですがいやいや、なかなか見応えあるアローンの願望・幻想・幻覚・諦めをバンバンと映像化して見せてくれたのでかなり惹き込まれちゃいました(*^-^*)

観る前に予想していたのは冷静な男が冷静な判断を下して生き残った物語でしたが、実は生き残る為の本能が彼を救ったんだなと思える様に変化しました(^◇^)

彼の選択した最終手段の描写は見るに堪えない物ですが「失神したらおしまいだ!」と自分を叱咤する彼の精神力にホントに人間の生きる本能の強さを感じました、とにかく顔を歪めて見てしまう程の「痛い」シーンです((+_+))

最後に紹介される彼のその後を見て実話と云う重みを実感、人間ってスゲーな!ってつくづく思える作品でした(*^-^*)

 

「127時間」 オススメ度 ★★★

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