クリスマスイブの夜、大停電に見舞われた東京を舞台に幾人かの男女たちのラブストーリーを描いた群像劇。
最近は停電なんか滅多にないことで記憶にあるのは震災後の計画停電くらい。昔は結構年に何度かは停電していたような覚えがあるんですが、これも電力供給技術が進歩したお陰なんでしょうね。
豊川悦治、田口トモロヲ、吉川晃司、宇津井健、原田知世、寺島しのぶ、田畑智子、井川遥、香椎由宇などなど演者さん達は興味深い方たちばかりなんですがちょっとお話の方はありきたり感が否めませんでした((+_+))2時間ドラマでもいいんじゃないかな~?なんてwww
吉川晃司と寺島しのぶのエピソードが一番興味をそそられたんですが予定調和((+_+))
地下鉄の乗客たちの善意は観ていて心地よかったですけれどね(#^.^#)
宇津井健がアメ車を失敬しちゃう展開も「どうなる?」って一瞬思わせてはくれますがふたを開けてみれば辻褄合わせ的なエピーソードで面白さに欠けました((+_+))
結局観てみて一番印象に残ったのは田畑智子の演じたキャンドル屋さんの不思議ちゃんキャラ。豊川悦治が演じたバーの親父のお店の窓を一部だけ毎日拭いていたってエピソードは女性の恋心をなかなかおしゃれに描いたなと感じました。
薬師丸ひろ子より断然、原田知世派だった自分にとっては大人ないい女に成長した彼女を見れただけども収穫でした(#^.^#)劇中にTVCMをやってる「ブレンディー」を呑んでいたのは笑ちゃいましたけど(^◇^)
「大停電の夜に」 オススメ度 ★★