タイタンの戦い (2010年) | バツイチアラカンオヤジの映画日記

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観た映画やドラマ、その他について、基本的にネタバレ無しで!無責任に感想を書き留めていきます。あらすじはコピペせず自分なりの文章でボケ防止を図りっているので当てにならないかも?!


1981年の同名タイトルのリメイク作品。オリジナルはかなり残念なVFXだったのをうっすらと覚えています。約30年を経て最新のCG技術で満身のリメイクってところでしょうか(#^.^#)
オリジナルはあのレイ・ハリーハウゼンが関わっていたんですが何故か「アルゴ探検隊の大冒険」程のインパクトもなく人形アニメも安っぽく見えたのはフィルムの画質が良くなりすぎていたせいなんでしょうか?
「アルゴ探検隊」のタロス、ヒュドラ、7人の骸骨剣士にワクワクした世代なんですけれどね(#^.^#)

ゼウスと人間の女性との間に生まれた半神、ペルセウス。育ての父親たちと家族をハデスに殺されアルゴスの都に流れ着く、人間の信教心の薄れに怒りをあらわにしたゼウスは兄のハデスの助言を聞き入れアルゴスの姫を生贄に捧げなければ都をクラーケンに襲撃させると迫るが、、、


面白かったのはメデューサの住む冥界と現世の境目。日本と同じく川で区切られているんですねwwwちょうど三途の川と同じ様に船賃を要求する渡し舟も登場します。西洋でも東洋でも似通った考え方が面白かったです。
物語のベースの神話もかなりえぐい内容で、神であるゼウスが戦っていた人間の王の妃をだまして寝取って誕生したのがペルセウスだったり、メデューサはポセイドンに犯された結果呪われた姿に変えられたとか、西洋の神々は煩悩の塊みたいな印象ですwww
楽しみだったクリチャーの方は巨大なサソリやハーピー、メデューサ、そしてラスボスのクラーケン。CGなんで見た目も動きもリアルなんですがやっぱり人形アニメに比べると有難みが薄れると云うか、当たり前に見えて感動が少ないです((+_+))
こればっかりは「アルゴ探検隊の大冒険」の強烈な印象の残っている自分にとっては仕方のないことなんでしょうね。きっと今の子供たちがこの作品を観れば「カッコイイ!!!」ってなるんだと思います(#^.^#)
ペルセウスにサム・ワーシントン。「アバター」や「ターミネーター4」も良かったですが私的には「崖っぷちの男」がお勧めです(#^.^#)
そして神ゼウスにリーアム・ニーソン。ジェダイマスターのクワイ=ガン・ジンですね!あれはカッコよかった!!!(#^.^#)
この人、ここ最近は色んな作品で見かけることが多くて、オファーのあった仕事は断らない主義なんじゃないかなと秘かに思ってます。
映画的には可もなく不可もなく、大きな驚きはありませんが、そこそこ楽しめる内容になっていると思います(#^.^#)

「タイタンの戦い (2010年)」 オススメ度 ★★★


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