東海地方ぶらり旅2018[夏]-Vol.02[大日本工房]訪問_2018/08/14 | ひろ☆くまプレクション

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東海地方ぶらり旅2日目。

スズキ邸を後にして向かったのはT-STUDIOさんになります(*^^*

前回の訪問から丁度1年振りとなるスタジオ内部へ潜入~(^∇^)/
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先ずは凄腕フィニッシャーとして知られる「大日本工房」のEno氏とお話させて頂きました。

先ず目に飛び込んで来たのは昨年のドロオフでも展示されておりましたKing氏原型の「ネクロノームIV」↓
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改めて間近で見ると言葉を失う程の情報量に暫し見入ってしまいました( ̄∇ ̄;)↓
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そして作業台の上には一体のエヴァ初号機が・・・↓
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実はこれ、「模型の王国」の東海村 原八氏が1998年に製作した物で2002年に開催されたワンフェスで販売された貴重なガレージキットなんだそうです↓
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Eno氏の話によると元々このキットは外装パーツのみであった為、内部骨格を自作することが必須というとんでもない高難易度のキットだったとのこと↓
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ご自身もようやく自分にこのキットを組めるだけのスキルが身に着いたとのことでこの度、着手したと仰ってました(゜Д゜;)))
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内部にグラスチューブを仕込むことにより人工筋肉を演出↓
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更に口元も開閉出来る様にカスタムされておりました↓
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もしかしたら来月開催予定のドロオフでお披露目出来るかもしれないとの事でしたよ(*^^*



そして作業台の下段にはこんな光景が・・・↓
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中央に鎮座するビッグチャップも以前、King氏が制作されたもので世界に僅か数体という貴重な代物でした↓
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手前のミニチュア・ヘッドも圧巻のクオリティです↓
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こちらは知る人ぞ知るマザー・エイリアン↓
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Eno氏も絶賛するその驚愕のディテールをとくとご覧あれ~(^Д^)/
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台座へと流れる様にメタモルフォーゼするディテールはEno氏がフルスクラッチしたそうです↓
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尚、このマザー・エイリアンについてはディテールを楽しみたいので一生ペイントするつもりはないとのことでした(^u;)↓
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その他にも最近導入したというペンタイプのエアブラシ“SELPHY(セルフィー)”を触らせて頂いたりもしましたよ↓
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従来の物とはエアーの取り回しが大きく違い、ペンで描く様に扱えるという物で手のフィット感が心地良い印象でした↓
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と、同時に慣れたら物凄い威力を発揮しそうな予感もしましたね♪



そして最後に拝見させて頂いたのがこちら↓
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私が生まれるより遥か以前、1972年の10月から3ヵ月に渡り日本テレビ系で全13話放送されたヒーロー番組「突撃!ヒューマン!!」に登場したヒューマンの1/2バストモデルになります↓
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首から下はファンドとプラ板によるフルスクラッチだというから驚きっ!!

このアーマーはプラ板に銀鏡メッキ塗装を施した物だそうです↓
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言われるまで本物の金属版だとばかり思ってました(^^;

背面↓
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実はこのチャックもプラ版で作られた物でした(爆)↓
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本物のチャックを使わず敢えてプラ板でもって自作するというところにEno氏の物作りに対する拘りを感じましたねぇ~(^^;

これぞ正しくモデラーの真骨頂だと言えるのではないでしょうか??

また表面のダメージ具合の演出も去ることながら溶接部分の再現もこれまたリアルで素晴らしいものでした↓
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特に首元のシワに出来た塗装のヒビ割れ再現には目を奪われましたね↓
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表面をケガいて実際に塗膜にクラックを入れたとのお話でした(><;

Eno氏の大胆で繊細な仕事振りには毎回驚かされてばかりです(笑)