灯 【乾 ルカ】

<読んだきっかけ>
あれ?乾さん久しぶりだな~~~
以前は好きでよく読んでいた作家さんの新刊。

<あらすじ>
札幌の高校2年生・相内蒼。母親と二人暮らし。
他人に興味がなく、一人でいることが好きな蒼。
教室で話しかけられても、相手が誰なのかよく分からず・・・
小学生の頃、給食をたくさん食べる、米田くんって男の子がいた。
あと、やたらと話しかけてくる坂本冬子。
この二人と、高校になって再会する。

<感想>
久々の乾さんに嬉しかったものの・・・な~んか読む気になれず、そのまま返しちゃおうかな?と思ったけど、パラパラとページをめくったら、「あら?私が最初?」ってことで、読むことにした。

うん、なんだよ。最高に良いじゃんかよ・・・
泣けた。泣けた、、、泣いたよ。

夜になると、灯りの数を数える「夜間街光調査官」
幼い頃の、米田くんの寂しさ。
灯りを数えてる蒼。
・・・あぁ、内容を思い出したら泣けてきた。
だめだ、まだ涙腺がバカになってる

な~んかさ・・・「借りてきたんだけど、読む気になれず放置していた本」
が良かったパターンが多い気がする。
私、センスがあるんだか無いんだか・・・(笑)

では、
少しだけ内容に触れます。


蒼が生まれ持った個性というのもあるけど、

育った環境によって彼女は孤独だったんだと思う。
とくにこの母親ね!コイツのせいで・・・

最初はウザイなぁって思ってた冬子ちゃん。
何なのよ~この子、メチャクチャ良い子じゃない^^
蒼は冬子ちゃんに出会えて良かったね。

米田くん。彼の過去を思うと、切なくなる。頑張ってるよね彼。
弱小野球部だって、夢を持ったって良いじゃないか!

って、あ~~~読んでない人からしたら、
何の感想か分からないですよね(笑)

最後の蒼の決断には、少しビックリしたけど
それだけのものがあったんですね。

あぁダメだ~~~この本、好きだ~~~。
&続編、読みたい!!
乾さん、お願~~~い続編書いて~~~。

 

お気に入り度

★★★★☆・・・4つか5つか微妙。

読み込んだら5つになると思う。

 

さぁて問題です。私が泣いた場所箇所は、どこでしょう?

(アハ、少ししたら忘れてるかも知れませんが・笑)