皆様ごきげんよう。怒り方コンサルタント、矢野です。初めましての方はようこそ。私の自己紹介はこちらです

 

  色々乾燥する冬場なので、タイトルを火の用心標語みたいにしてみましたが伝わったでしょうか。わかりにくいネタを仕込むことに定評のある矢野です。伝わった方は心からの握手を。ようこそこちら側へ。あッ逃げないで。

 

 

 

 それはさておき、最近では『察して動く文化』が廃れつつあると聞きます。

 

 情報技術やコミュニケーションの多様化が進み、自分が何を望んでいるか、明確に伝えないと欲しい結果が得られない環境になってきているのは間違いないようです。

 

 たとえば、話題のAIで何かをしようとしても、命令文=プロンプトが明確でないと生成物はうまくできません。

 

 ということで今回は、この期待にご用心!「NOを察してほしい」は怒りのもと!について書いていきます。

 

 察して欲しい気持ちを汲んでもらえなくて怒るのは、今の時代に適応できていないサインととられる恐れがあります。NOであれWANTであれYESであれ、堂々と主張できるカッコいい大人であれるといいですね。

 

 

 NOを察してもらえなくなった、というのはつまり、NOと明確に言わない限りYESとみなされるということです。マア今まで多くの人が沈黙を肯定とみなしてきました。

 

 さらに最近では人が好む程度も多様化して、全面的にNO半ば以上NO部分的にNO条件付きでNO半ば以上YES全面的にYESと、どのくらいの強さでNOなのかがわかりにくくなってきています。

 

 そこには日本語の複雑さも関係していて、最近読んだ本には「大丈夫です」「結構です」という言葉がNOとして機能しない為にミスコミュニケーションを招いている、という指摘があり、もっともだと頷いた覚えがあります。

 

 

 「ご遠慮ください」「控えてください」もNOという意味ではなく、遠慮しながら少しだけやってもいい、ととらえてしまう人がいるようです。ちなみに通じやすいのは「お断りします」らしいです。

 

 このような環境の中で、相手に自分のNOを嫌そうな・困った顔や態度だけで察して欲しい、と望むのはお互いにストレスになることは想像できると思います。そしてストレスは怒りの燃料になります。

 

 自分にとって困ったり、迷惑を感じることでも、相手にとっては気にならなかったり、むしろ嬉しいことだったりします。「相手の気持ちを考える」のがいかに難しいか。

 

なので、自分にとって必要のないこと、嫌なことは明確にNOを伝えないと、

 

「なんでわからないの?」「察しが悪くてイライラする」「気が利かない」

 

怒りの炎を燃やすことになります。

 

 確かに、奥ゆかしさとして明確に自分の感情を言わないことで伝わる何かはあるとは思いますが、自分の気持ちを素直に伝えるのは、別に下品な振る舞いではありません。誤解されるより、はるかにマシだと私は考えています。

 

 

 

 たとえば、前職のパチンコ店時代、会員カードをお持ちのお客様にダイレクトメール=ハガキを送ることがありました。別に特典も何もついていない、爆発や発光モチーフが良く使われる感じのお知らせハガキです。

 

 お客様の中には、ハガキを持ってお店に来て、「こんなゴミにしかならんもんを送ってくんな」と笑いながらスタッフに話しかける方もいて、おおむね好意的に受け入れて下さるお客様が多かったです。

 

 しかしあるお客様は、来店するなりハガキをスタッフに投げつけて、「何回も送って来るなと言っただろう」と大変お怒りになりました。このことにはスタッフ一同、とても驚きました。

 

 スタッフにとってそのお客様は、お店からダイレクトメールを送るたびに見せに来店してくださるので、喜んでいらっしゃる、という認識だったからです。しかし笑顔であっても「ゴミにしかならんもん」というのはどうやら本気で仰っていたようです。

 

 どうですか?皆様ならこのお客様のNOを察して行動できますか?そして、自分がお客様側の立場だったら、せっかく印象が悪くならないように笑顔で言ったのに、NOを察してくれないスタッフにどのくらい怒りを感じますか?

 

 態度だけではなく、言葉で明確に伝えなければ、相手がずっとこちらのNOに気付かないことはざらにあります。伝える必要があるNOは、明確に伝えられるといいですね。

 

 

 いかがでしたでしょうか。今回は、この期待にご用心!「NOを察してほしい」は怒りのもと!について書いてみました。

 

 察して欲しい気持ちを汲んでもらえなくて怒るのは、今の時代に適応できていないサインととられる恐れがあります。NOであれWANTであれYESであれ、堂々と主張できるカッコいい大人であれるといいですね。

 

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