いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。怒りと眠りの好循環をつくる研修講師、矢野です。初めましての方、ようこそ。私の自己紹介はこちらです

  

 何だか固いブログが続いたので、今回はオタ活ではしゃいだ記録を書く事にします。怒りと眠りの記事がと見たい方はそっと過去ブログへどうぞ。

 

 オタクの寝言を読んでやってもいいよ、という慈悲深い方とゴールデンカムイ(金カム)ファンの方はどうぞこのまま下にスクロールを。

 7月の京都は祇園祭。しかも3年ぶりの開催とあって、店舗規模の大小を問わず祇園祭のイベントや展示が行われていました。京都大丸の近くには山鉾も。駅をはじめあちこちからお囃子の音が聞こえます。

 

 そんな大丸脇を道なりに直進していくと有名な錦市場。さらに直進すると本日の目的地、京都文化博物館があります。「ゴールデンカムイ展」(以下金カム展と呼称)会場です。

 

 入場チケットを持っている人に時間指定の入場整理券が配布されています。ちなみにこの日は入場者特典のミニ色紙が人気キャラの鯉登少尉だったせいか凄い人出。

 

整理券は2時間後の入場時間でした。

 2時間後か…多少遠い目をしましたがここは京都。歴史ある寺社に魅力的なお店、覇を競うオシャレカフェ、本屋に市場と時間つぶしに事欠かない日本有数の観光地です。耐え難いのは暑さだけで、待ち時間は苦になりませんでした。

 

 満を持して入場時間に行くと、かなりスムーズに列整理が行われ展示会場に案内されます。4階と3階が展示会場で、3階に入場券を持っている人だけが入れるグッズショップがあります。

 

 この日はグッズショップにも入場制限があり、30分程度待ちました。しかし推しの違いこそあれ、並んでいる全員が金カムファン。マナーがとても良く、待ち時間中も快適でした。

 

 会場は5つのテーマに分けて展示されています。イラスト・現物資料・作者コメントなど情報量が大変多く、そのほとんどが撮影・SNSアップOK。最近の展覧会っぽいルールです。

 現物資料としてヒグマもありました。私は三毛別羆事件(興味のある方は調べてみて下さい)の本を読んだ事があり、この剥製の迫力はすさまじいものでした。金カムの魅力のひとつはリアルさです。

 

 この言葉は金カム展図録の表紙折り返し部分にも書かれている、象徴的な言葉です。

 

 異文化との交流という視点をもつ金カム原作は、多様な文化・価値観の見本市のようなもので興味深いです。時代・文化・言語考証も丁寧で誠実です。

 アシリパさん(図録では『リ』は小文字)の装備。この弓は初期のアシリパさんとほぼ同じ高さです。物語の始め頃は杉元の腰位しかなかった身長が、最終話で肩くらいになっているのに気付いてグッと来た方も多いでしょう。

 

 「杉元のオソマ入れ」も現物で展示があり、「これが…」となりました。気になる方は会場でご確認下さい。

 個人的に特に気になった現物資料、ストゥとキサラリです。持ちやすいように加工された持ち手部分など、シンプルに眺めていて楽しかったです。

 

 資料の解説文も濃厚。オタクのたしなみとして、ガラスに服が反射して写り込まないよう黒い服を着て行って正解でした。しかし夏の京都に行く服装としては0点だったのは言うまでもありません。

 わ~!チタタプだ~!「チタタプ」と唱えながら作るのはフィクションらしいですが、作中で最も印象的な料理と言っても過言ではありません。

 

 金カムには野草や野生動物を上手に利用した食事も多く紹介されています。文化の違いを乗り越え、それらを食べてみるシーンは作中の癒しです。私は食に強い関心があるので、このあたりの展示にテンションが上がりました。

 食事に感謝する言葉、ヒンナ。相手の文化を変だと笑うのではなく、異常だと排除するのではなく、相手にとって大事な文化だからと敬意を持って実践してみる。

 

 私は杉元のフラットさに好感を持っています。ずっと「アシリパさん」とさん付けで呼ぶところもとても良い。

 鑑賞の列が硬直してなかなか進まず印象的だったのは扉絵などのコーナーです。

 

 図録を買うと展示内容は全て掲載されているのですが、ひとつも撮り漏らすまいと真剣なまなざしでスマホを向ける方達の熱意は好ましく映りました。わかる。わかるよみんな。

 

 中でもかわいくてお気に入りがこのイラスト。わが推しの姿を発見してニッコリです。

 そして描写の緻密さにため息がでたのがこのイラスト。金カムはデジタル原稿なのでアナログより描くハードルはやや低いとはいえこの細やかさ。

 

 作者は金カム連載期間、原稿を描く事以外の事をほぼ全て諦めたとコメントで明かしています。その言葉に納得しかありません。

 グッズを買って会場を出ます。エスカレーターを降りると次の時間指定の方達の列が出来ています。待って損は無いぞ皆。そんな気持ちで横を通り過ぎました。

 

 出口を出た全員と、この感動を語り合いたいけれどそれはただの不審者なので堪えます。帰りに建物内を少し鑑賞。旧日本銀行京都支店だったこの建物は、内部の装飾も一見の価値ありです。

 その後は大丸まで引き返して、とても美味しそうな総菜などを買い込んで帰宅。定期的な水分補給を心がけていたので、熱中症にはならずに済みました。

 

 クーラーをきかせた部屋でおいしい総菜とお酒!金カム展図録!オタ活楽しい!大人って楽しい!そんな風に帰宅後も堪能しました。

 

 いかがでしたでしょうか。作品の内容的にあえて載せなかった、ちょっぴり刺激的でユーモアあふれる展示やイラストはまだまだあります。

 

 私自身もっと語れますが、まだ会期も始まったばかり。気になる方はぜひ行ってみて下さい。金カムはいいぞ!そして語れる友達が欲しい!

 

 

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