そこで起こった話です。
この地域を納めていた戦国大名の死後、隠し金山の情報が外部に漏れる事を恐れ、鉱山の労働者と花魁(遊女)55人を皆殺しにした場所
みたいな感じだったと思います。
私も詳しい情報は気持ち悪くて調べたくないので、興味があったらググってみて下さい。
これは姉の旦那で、霊感のあるKさんが体験した話です。
ある日Kさんは車で仕事のために花魁淵を通りかかることになりました。
仕事仲間と二人、目的地に行くにはここを通るのが一番良いという事になったんです。
時間は深夜3時過ぎ。
仲間と二人で『ここ通るの何が嫌だな。色々変な噂ある所だし』
とか話しながら花魁淵に差し掛かりました。
何事も無く車は通り過ぎて、何も起きてほしくはないなとは思ってましたが、いざ何も起きないと拍子抜け。
『さすがに何も起きねぇか』と言って車を走らせました。
夜が明けてきて早朝
ガソリンを入れるためにスタンドに立ち寄りました。
ガソリンを入れている間、Kさんはタバコを吸おうと車の外へ。
そして何と無く車を見たKさんが、スタンドの店員さんに『ちょっとタオル貸してもらえます?』
車を見て気付いたのは、ボディー全体に着いた無数の手形でした。
線の細い女性的な手形。
Kさんは子供の頃からこういった体験に慣れていたため、特に取り乱す事もなく、店員さんと二人でボディーの手形を丁寧に拭いていきました。
しかし、フロントガラスに着いた一つの手形だけがどうしても拭き取れない。
何度強く拭いても、長い間拭いても拭き取れない。
ドアを開けて内側から拭いたら
拭き取れた。 終