最近では各ウィッグメーカーのブログにて染め方の詳細などが掲載されているので、正直需要が無いかもしれない運転。
正直そっちを参考にしてほしいです^^
ココはレポートってことでひとつ。
■ウィッグのダイロン染めについて■
※ダイロン染めをかれこれ5回ほどやってるので手順に間違いは無いと思いますが、ムラになったり思い通りの色にならない覚悟は必要です(`~´;;)
多少の火傷と、ダイロン液が手につく(しばらく落ちない)覚悟も必要。
~必要なモノ~
・耐熱ウィッグ
・ダイロン1缶~2缶(真っ白なウィッグを濃い色にしたい時は2缶あった方が安心)
・塩(大さじ10杯分くらいあれば安心)
・ゴム手袋
・ウィッグがすっぽり入るくらいの大きいお鍋
・ポリエステル染色補助剤(コレがある方がより濃く染まる)
←バスマシ7号のヅラを染めるトキに使ったもの達。
シペラスの耐熱ウィッグの白、ダイロン2缶、ポリエステル染色補助剤。
食べ物を入れるお鍋でダイロン液をグツグツするのは抵抗があるかもしれませんが、、ちゃんと洗えばキレイになるのでおk。
~なんとなくの手順~
①大きいお鍋にウィッグがちゃんと浸かるくらいの量の水を入れ、手を入れても熱くない程度にわかす
②①とは別のお鍋で300ccくらいのお湯をわかす(ダイロンの粉を溶かす為の熱湯)
③お湯をわかしてる間にウィッグをシャンプー(人間用)で洗い、お湯がなじむようにしておく
(新品のウィッグは水をはじきやすくダイロンが染み込みにくいので)
④沸騰した300ccのお湯にダイロン1~2缶と塩大さじ1~10杯(アバウトすぎる)とポリステル染色補助剤適量を加え、よくかき混ぜて 完 全 に溶かす
⑤ダイロンと塩とポリ補助剤を溶かした④の液体を、大きいお鍋のお湯に加える
⑥シャンプー後ある程度水気をきったウィッグを⑤で作った液体の入ったお鍋に入れる
※ウィッグをそのまま入れるとお鍋でグツグツしてる間に毛がからまってしまうので、わたしは購入時にウィッグが入ってる薄いネットに入れたままお鍋に入れてます。それでも若干からまる。
※もしくは、毛先をゴムでしばってお鍋に入れる。ただしゴムでしばった部分は染まらないので、後でカット。
⑦ゴム手袋でダイロン液に浸けたウィッグをよーーーく揉み、髪全体に液がいき渡るようにする
⑧十分に揉んだらコンロに火をつけ、途中わりばしでウィッグをひっくり返したりしながら沸騰させる
⑨うすーく色をいれたいだけならグツグツ煮込まなくとも沸騰後すぐにお鍋をコンロからおろせばだいたいOK
濃く色をいれたいなら弱火にかけ2時間~時間が許す限りグツグツ煮たり(この時も定期的にウィッグをひっくり返したりと目が離せない)、コンロからおろした後10時間放置したりする
⑩いい感じに色が入れば(乾かしてみると若干色が薄くなるので気持ち濃い目が目安)色が出なくなるまで水洗いし、指通りを良くする為にも再度シャンプーとリンス
※後でまた必要になる場合があるので、ダイロン液は捨てない!
⑪ベランダ、浴室乾燥に放置して乾かす。(乾燥後、色が薄い場合は再度⑦⑧を繰り返す)
⑫乾燥後、若干ウィッグがウネってしまうので、アイロンでもどす。
完了!
※グツグツ煮込まないトキは、お鍋じゃなくこんなでっかいタライで染めたりもします。
結構液が飛び散るので(わたしが雑なだけ)下には新聞紙を敷き詰めとくと安心。
隣のコップは特に意味はなし。
~うまく染まらない、ムラになる主な原因~
・ダイロン、塩が足りない
・最初のシャンプーがキチンと出来てない
・ダイロンがダマになっていてキレイに溶けていない
・ダイロン液に浸してからちゃんと揉んでない、ひっくり返してない
濃く染めるにはとにかく塩です!ダイロンの説明書に「塩大さじ1杯」と書いてますが、いつも大さじ10杯近く入れてます。
このやり方でモリガンとノノは凄くキレイに染まりましたが、バスマシ7号は結構ムラムラです。。 何が違うっていうんだ!!
ちなみに左がモリガン、右がバスマシ7号です。元はどちらも真っ白。
多少ムラになっても写真に写すと案外キレイだったりします。
赤いヅラをピンクに、黒いヅラを青に、、って事は出来ないけれど、薄い色のヅラを濃くしたり他の色を入れたりは可能なので、別に元のヅラの色は白じゃなくても大丈夫です(゜∀゜)
ビアンキはシルバーウィッグに茶色ダイロンを入れてるんですが、キレイに染まって大満足!
てな感じで少しでも参考になれば幸いです!!