名古屋で沖拳セミナー&掛け試し | かつてのこと。

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2008〜2020まで起きてたこと。

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2017/3/19 愛知県武道館にて、山城美智師範による沖縄拳法セミナーと高久館長率いる中部掛け試し稽古会のコラボ企画に、弟弟子の西村さんと参加して来ました。

 

 
午前中に行われた山城師範のセミナーは、今までと切り口を変えての基礎や基本の解説で、聴き慣れている私でも「おお!なるほど……」となる内容。進化を続けている先生の背中、置いていかれないようにしなければ!の思いを強くしました。
 
午後からは、高久館長が掛け試しのルール説明とその目指すところを宣言していただき、実際の掛け試しへと突入。実戦空手、フルコン、伝統派、沖縄拳法、ボクシング、中国拳法、日本拳法、少林寺拳法、巌流島チャンプなど、道場主クラスも多数参加しているハイパフォーマンスな掛け試し。マススパーではなく、約束組手でもない。
 
「いただきました」
 
「今のは、こちらが整っていませんでした」
 
のやり取り。まさに、打撃のチェス。
 
ゴルフ同様、紳士であること、求道者であることが参加の資格、と深く理解しました。
 
終われば、自然とお互いを讃え合う雰囲気。永く、格闘技や武道をやって来た者たちだから持てる極上な時間。
 
本当に、体験しに来て良かったと心から感じました。高久館長のとびきりの笑顔、山城師範の掛け試し(久々に生で動いてるの見た(笑))、皆さんの笑顔、笑顔、笑顔……。
 
私も、年末に手の腱を切り、膝の半月板も損傷し、回復に努めていたので見学を……と思っていたのですが、皆さんの楽しそうな様子を見てるだけでは居ても立っても居られなくなり、参加してしまいました(笑)。多少の故障や不具合があっても安全にできる、数をこなせる、といのも掛け試しの大きな魅力でしょう。まさに、高久館長さんのおっしゃる、
 
「百人組手をみんなで共有したい」
 
が実際に体験できる稽古法です。
 
 
山城師範より、今後、沖縄拳法でもこの稽古法を取り入れていくとのことでしたので、早速三重では昨日から稽古に取り入れてやってみました。また一つ、稽古が楽しくなってまいりました。
 
最後に、こんな素敵な企画を運営してくださった中部掛け試し 実戦空手 虎徹 代表の水野さんには、多大なる感謝を申し上げます。ありがとうございました。