小学校学習指導要領では、1・2年生で「書く姿勢・持ち方」を教えることになっています。

 

教えてもらっているはずですが、大学で「教えてもらった記憶がない」、小学校で「教え方が分からない」という声を耳にします。そこで、「書く姿勢・持ち方」の指導の一歩が踏み出せる動画を作成しようと考えました。

 

担任した学級や隣のクラス、他の学年、他の学校でのこれまでの実践を集約して作成しました。

 

昨年から「鉛筆のもちかた」に加え、「せんをかこう」を指導に入れています。鉛筆を正しく持って指と手首を動かして文字が書けるようにするためには、「せんをかこう」(運筆)の指導も必要です。

 

昨年の12月に、大阪市内の幼稚園の5歳児に、「かくしせい/もちかた」に加え「せんをかこう」を指導させてもらいました。保護者の協力もあり1回の指導で、正しい姿勢・持ち方で書いているのを写真で確認することができました。

 

 

 

そこで、幼稚園やご家庭で、5歳児に見せて「書く姿勢・持ち方」を指導できる動画を作成してYouTubeにアップしました。

 

 

今回は、小学校で使える動画を作成することにしました。内容は「かくしせい/もちかた/せんをかこう」で5歳児と同じですが、今回の動画を見せることで「書く姿勢・持ち方」指導の第一歩を踏み出してほしいと考えています。

 

指導で必要なものは、六角鉛筆、赤と緑の〇シール、そして以下のシートを使ってもらうと指導できます。あとはYouTubeでこの動画を見せてください。動画を見せることで、先生は子どもたちの様子を観察でき、声掛けもできます。

 

《動画で使っている教材》 ※ダウンローとしてお使いください。

《毎日、書き方・持ち方を意識させ定着させるためのシート》

                   《保護者に協力していただくためのシート》