昨日の大の里ー琴ノ若戦が今場所一の大一番だと書きました。
勝った方が優勝に大きく近づくと。
さすがに初優勝がちらついたのかな?
とんでもない立ち合いをして墓穴を掘ってしまいました。
各解説者は
もろ手突き
だと書いていますが昨日のは、もろ手突きなどではなく
前に習え
のように両腕を水平に伸ばして当てただけ。
両脇はがら空き。
どうぞ、もろ差しになってください、と言わんばかりの
大サービス立ち合い
でした。
一段と上手さを増してきた
でなくとも、容易にもろ差しになれたと思います。
昨日の一番は、格の違いというのは、全く当てはまらず、大の里の信じられないような立ち合いの凡ミスでした。
ただ、それは、本人が一番わかっているはず。
怪我の功名になると思います。
今日からは、また目の覚めるような立ち合いの当たりをするはず。
右ひざを痛めている今場所の
では勝つのは厳しいと思います。
昨日は力不足で負けたのではありません。
初の上位戦で雰囲気にのまれてしまった感もありました。
僕は次の横綱になるのは大の里だと思います。
組んで良し、離れて良し、体格、体力は申し分なし。
炒めている個所、怪我も無し。
大相撲界を背負って立つ横綱らしい横綱になりそうです。
前途洋々です。
来年の初場所、大阪場所辺りには、大関昇進を賭けた場所になっていそうな気がします。
そういや去年の今頃は新入幕だったんだよな、という感じで、手が付けられないような力士になっているでしょう。
大相撲界、とてつもない、超、ド級の大物が出てきました。