パニック障害を克服したい方が
外出の練習で電車にのることや遠出の
練習などをしますが
意外とやり方に無理があったり
間違った情報をそのまま実践して
かえって自信を失ったり
余計に怖さが増してしまったなど
があります
まず、あなたの外出の訓練の方法
正しく行えてますか?
今回は、外出の練習で間違いやすい
方法や練習を紹介します
これを機にしっかり自分に合う
やり方に修正しましょう
事例1 一気に行きから帰りまでをぶっとおしで行ってしまう。早く用を終わらせて安全な家に帰りたい気持ちが強いから
間違い1: 一気に長時間の外出を試みる
事例
Aさんは、長い間外出することが怖くて家にこもっていました。ある日、思い切って一日中外出しようと決意しました。初めはうまくいっていたものの、途中でパニック発作が起き、結局家に戻ってきました。この経験がトラウマとなり、さらに外出が怖くなりました。
解決策
外出訓練は少しずつ進めることが重要です。まずは、短時間の外出から始め、徐々に時間を延ばしていくようにしましょう。例えば、初めは近所を5分だけ歩くことから始め、その後10分、15分と増やしていきます。段階的に慣れていくことで、恐怖心を和らげることができます。
これ、めちゃめちゃあるんです。なぜなら、あなたはいち早く安全な家に帰りたいという気持ちが強いからです。この気持ちはよけに自分自身を強い緊張へと導き不安を大きくさせています。
事例2 1人で外出の練習をする。協力者が得られない部分もあるが可能な限り協力者を見つけよう
間違い2: 一人で外出しようとする
事例
Bさんは、パニック障害を克服するために一人で外出することを決意しました。しかし、外出中に不安感が増し、誰にも助けを求められずにパニック発作を起こしてしまいました。この出来事がきっかけで、さらに外出への恐怖心が強まりました。
解決策
最初のうちは信頼できる人と一緒に外出することが有効です。友人や家族など、安心できる人と一緒に行動することで、不安が軽減されるでしょう。また、その人が近くにいることで、パニック発作が起きた際に適切なサポートを受けられます。徐々に自信がついてきたら、一人での外出に挑戦してみましょう。
この1人での外出、実はパニック障害の方で多く悩んでいるのも事実で、家族があまり協力してくれない、または協力者がいなく一人で悩んでいる方も少なくないんです。僕は以前この【パニック障害の方の外出をオンラインでサポートをする】
ということをしてました。ほかに類をみないオンラインサービスです。今でも既存のお客様が居て外出時にLINEのチャットで僕が外出時の不安解消や、もし外出時に不安や症状が大きくなった際にLINEのチャットで息苦しさや緊急時にの対応をしていました。外出時や自宅での緊急時に対応できるという安心感は当事者にはかなり嬉しいんですよ
事例3 苦手な場所を避け続ける。ゆっくりでいいから挑戦してください。なぜならあなた自身は本来は行ける人です
間違い3: 発作が起きた場所を避け続ける
事例
Cさんは、以前パニック発作を起こした駅を避けるようになりました。別の駅を利用することで不安感は減ったものの、他の場所でも発作が起きるのではないかという恐怖心が強まりました。結果として、行動範囲が狭まり、生活の質が低下してしまいました。
解決策
パニック発作が起きた場所を避けるのではなく、少しずつその場所に慣れていくことが重要です。例えば、発作が起きた駅に短時間だけ訪れ、その後すぐに帰るという練習を繰り返します。徐々に滞在時間を延ばし、その場所に対する恐怖心を減らしていきます。必要ならば、最初は信頼できる人と一緒に行くのも良いでしょう。
これは一つの目標にもなります。苦手な場所は存在します。しかし、あなたはパニックになる前は特に意識することなく外出が出来ていたはずなんです。パニックになってから怖いというイメージがついてしまい外出が大変になってしまった。
なのではじめて自分の体に行けるということを覚えさせる作業と考えてください。練習は義務ではないですか、逆をいうとはたから見るとあなたはパニック障害なんだとみられないケースが多いです。つまり練習していることは周りにはわからないわけです。でも、何かあったら周りに人は結構な確率で助けてくれます。
都合よく考えると気持ちもラクになりますよ。