都知事選、争点がおかしくないかい? | 雑記帳

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 本日2/9(日)は都知事選です。東京都にお住まいの方は必ず選挙に行きましょう。
 とても良い天気なので、雪も解けてて気持ちいいですよきっと。

 さて東京に越してきて始めての都知事選投票です。以前は神奈川在住でしたので。
 まだ投票期間中なので、候補者個別の論評は避けますが、どうも今回の都知事選、争点がずれていませんか?
 原発の是非が争点になるとか、意味がわからない。東京都に原発はありませんし、東京電力だって国が方針決定するので都が口を出せる筋合いの話じゃない。
 これはもう開示後からネットなんかでずっと言われ続けていたとおり、国政でやれよそんなこと。

 誤解を恐れずに言えば、東京都民として住民税を納めている身からすれば、遠く離れた地の原発の是非なんてどうでもいい。それは国政選挙の際に判断します。都知事選では、都の経済活性化だとか、公共サービスについて争って欲しいのですけれども。
 もっと言えば、候補者のイデオロギーだってどうでもいい。
 近隣諸国に対する日本の行動がどうとか、お前らに外交の権限なんて無いから。
 せいぜいが地方参政権の是非だったり、朝鮮学校に対する補助金の是非だったりにとどめておいてください。職権的に明らかにできもしないことを語られても、その、困る。

 あとねぇ、演説で安倍首相がー安倍内閣ガーとか連呼するのもやめてください。
 あんたらが有権者に比較してもらうべきなのは、猪瀬前都知事であり、石原元都知事であって、安倍首相じゃありません。しつこいようですがこれは都政の是非を問うべき選挙なのであって、国政のそれではないのです。

 なんかマスコミでもネットでも、どうもイデオロギーや現安倍政権との関係でのみ都知事選が語られている気がして、違和感を覚えます。