ＨＡＧＡＮＡＩ！

　あー、休み終わっちゃったー、終わっちゃったー、あー……

　先週月曜日から怒涛の８連休であったわけですが、本日で夏休み終了です。世界なんて滅びればいいのに。
　連休中は家で朝から飲んだくれたり、温泉に２泊して朝から飲んだくれたり、実家に帰って朝から飲んだくれたりしておりました。アル中になるレベル。
　
　さて、休み前に暇つぶしの手段としてアニメブルーレイＢＯＸ（北米版）をいくつか購入したわけですが、その中の一つが『僕は友達が少ない』。ひらがな部分を読んで「はがない」というらしいです。
　というか北米版のタイトル「ＨＡＧＡＮＡＩ」やし（サブタイが「I don't have many friends」）外人意味わからんやろこれじゃ。
　ヲチ先生のガチはまりっぷりを見ていると、久慈が見たらはまるのは解っていたんです。基本的に彼とはアニメ・ラノベの嗜好が近いので（きゅあきゅあは除く）
　で見てみたら、案の定はまりました、全話一気見しただけでなく原作８冊（＋１）をキンドルで一気読みするくらいに！
　
　まぁこれだけドはまりしておいてなんですが、特に原作については、以前ヲチ先生が「あれは人を選ぶ」と微妙な反応だったのがなぜだかよくわかりました。
　一人称のモノローグが付いてる原作も、会話が主のアニメ版も、印象がほぼ同じ、という時点で推して知るべし。　設定もまんまハルヒですし、オチどころか山も谷もなく、ところどころに散りばめられているネットネタもマジサムイ。あとがきなんてもう目を覆いたくなるレベル、なんというかこれ書いたの高校生くらいじゃね？
　まぁでも、わたしは決して嫌いじゃないですよ原作。
　設定がチープだろうが、文章力が残念だろうが、情景描写どころか心情描写すらろくにできていなかろうが、登場人物を活き活きと描けていればそれでいいのです。エンターテイメント作品なのだから、面白ければすべて許されるのですよ。
　
　キャラクター的には非常に魅力的です。特に妹の小鳩とマリア（幼女）の幼少組や、理科、幸村の１年生組はキャラクターの掘り下げも十分で、非常に素晴らしかった。特に理科が良かった、どう考えてもヒロインこいつだろ、立ち位置的に。
　夜空と星奈の２年生組はなんというか空気。ヲチ先生イチオシの星奈は、なんというか思考や言動が意味不明。コネクトでちょっとだけ描写された幼少時代からの異常性がもう少し掘り下げられればまた違うんでしょうけれども、少なくとも現時点では記号でしかない。
　
　とりあえず、原作６巻、７巻あたりは文句なしに面白かったので、アニメのネクストを見るのが楽しみです。ＣＳで１０月頭に再放送するらしいので録画せねばな。