いつも私のこのブログにコメントを戴いている、tk18412004 さんのリクエストがありましたので、今日は、ちびっとメンテナンスの重要性を講義させていただきます。
その昔……10年弱くらい前に「捨てる技術」って本がありまして、読んで見ました。
整理整頓の苦手な私ですので、こういった本には、ついついとびついてしまいます。
やっぱ、うさぎ小屋に住んでいる我々としては、モノを捨てていかないと住む場所がありません。
披露宴の引き出物みたいなものは、さっさと捨てないと……。
ま、要は、普段使わないものは、捨てていきましょうと言う本です。
「そうは言っても……」
ってのはあるかと思いますが、いずれ我々は死んでしまうものですし、もし地震があったら持っていくものを考えると、意外と捨てられるモノは沢山あるものです。
そんなのは捨てることが、整理につながるのです。
同じ著者が出した本に「メンテナンスの技術」というのがありまして、読んでみました。
モノは使っていくことが大切なのです。
使っていくことによって、調子のよしあしがわかるし、調子が悪かったら修理します。
これがメンテナンスです。
例えは忘れたのでいい例が浮かびませんが、ちょっと古い本を読んでみようと思って、本の端っ子が折れてるとちゃんと戻します。
でも、あまりにも長い時間放置されてた本の端っこが100ページくらい折れてると、もう修正する気が起こりませんよね。
携帯の辞書なんて、そうだったでしょ?
メンテナンスというのは、使うことによって、モノに触れ、モノに触れることによって、モノの異常に気づくことができるという考え方です。
で、モノに触れて、壊れている部分に気づいて、修理する意欲がなかったら、元の場所に戻すのではなく、
捨てることを考える方がいいと思うのです。
まして、触れなくなったモノは、それは、捨てちゃえばいいのです。
ちょっと乱暴で、モノを大切にする考え方が無いような言い方ですが、使わずに、飾ることもなくモノが朽ち果てていくのに気づいてないモノは、むしろ捨てた方がいいと思います。
そうして、家の中にあるものに触れることが「メンテナンス」だと思うのです。
メンテナンスしてないモノも色々あるかと思いますが、私は、
「あ、メンテナンスしてないな」
と意識してあげることも大切かな……と思っているレベルなので、全然できていませんが、
モノを見る度、
「メンテナンスしてあげよう。」「使ってあげよう。」
と思えるかどうかを基準にして、いらないものは、捨てて、家の中を整理していこうと思う今日この頃です。
tk18412004さん。
こんな話を読みたくなかった場合は、おっしゃってください。
よろこんで、記事にさせていただきます。