忘れ得ぬ歌ぱーと863「ドライヴ」 | 遊遊のブログ

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ドライヴ

作詞・作曲:佐々木 好

二人で ドライヴ ニコニコしながら
あなたと私は 笑う
対向車が恐くはないかと 尋ねると
ガックリした顔になり カリーナを眺めて
人間てサ 自分は信じられるけど
他人は なかなか信じられないものだ
あー 心に焼きつき ますます好きになりそう


二人は 想い出に すぎないみたい
初めから 知ってた
アフロの頭は もう切ったかしら
ニコッと笑っておくれ もう一度
出会いってサ 決められているみたいに
不思議と別れがあるね
あー 私の名前だけあなたに呼んでほしい


➡️1982(昭和57)年2月25日にリリースされた、札幌出身のシンガー・ソングライター、佐々木好のデビュー曲で、カップリング曲は「春」

この曲は、同じ日にリリースされたファーストアルバム「心のうちがわかればいいのに」のトップに収録されています。

アルバムそのものは、一時期絶盤(廃盤)になりましたが、1991(平成3)年6月15日に再発されました。

この曲の歌詞だけを読むと、当時の幸せそうなドライブの情景を思い出しますが、イントロが流れると、その情景が音をたてて崩れてしまいます。

私が20才の時の曲ですが、こんな作曲の仕方もあるのかと、及川ちさでショックを受けたあと、好さんのこの曲で、完全に自曲を作るのをやめました。

好さんは、私の記憶が確かなら、小樽市のライヴハウス「海猫屋」で歌ったはずです。

音楽雑誌にも出ていましたが、シングル6枚、アルバム5枚を残して表舞台から去って行きました。

好さんのファンは、結構いたと記憶していますが、谷山浩子ファンの私でも、やはり北海道出身と言うことで、応援していました。

出来るならもう一度、あの歌声を聞かせてほしいものです。

前の奥さんのYさんが、好さんの曲が好きだった為、小樽市の「海猫屋」は二人でよく行きました。

釧路駅を22時に発車する急行「まりも」に乗って、終点札幌で乗り換えて、小樽駅に着くのは8時位だったでしょうか。

4人がけのボックス席で、お互いの肩を枕に…そのうち奥さんが私の膝を枕に…ひたすら眠るだけの旅。
寝台車なんか贅沢。指定席も贅沢(自由席と300円違い)

高速バスもなかった時代、二人で小樽に行くのは楽しみでした。

車があれば、ドライブ出来たでしょうが、免許をとるので精一杯。

奥さんが何故、好さんのファンだったのかわかりませんが、シングルもアルバムも全て持っていましたね。

今の奥さんのNちゃんに、佐々木好って知ってる?と聞いても「ハァ」って顔をされます。

そういえば、Yさんと別れてから、私も佐々木好を聴かなくなりましたから…