忘れ得ぬ歌ぱーと755「抱きしめて Once Again」 | 遊遊のブログ

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抱きしめて Once Again

作詞・作曲:城之内ミサ

私の心に何かが 走り去る時
一人瞼を閉じ 夜があけるのを待つ
この長い時間を どう過ごしてゆこう
知らぬ間に私は 夢の中で貴方を求めて

そしてOnce again
貴方に逢いたいの
傷ついた日の せつない想い
だけどI don't cry
いつかはあの人に めぐり逢える
それを信じて


貴方と過ごした時間を 呼びもどしたい
泣いて眠る夜はいつも 貴方の夢を見ていた

足音が消えてく 後姿のままで
深い闇の中を 揺れる
時の狭間のまぼろし

そしてOnce again
貴方に逢いたいの
さまよう心 私は旅人
だけどI don't cry
私を抱きしめて
いつも貴方と 生きていたいの


そしてOnce again
貴方に逢いたいの
傷ついた日の せつない想い
だけどI don't cry
私を抱きしめて
いつも貴方と 生きていたいの


➡️1988(昭和63)年9月10日に「劇伴の女王」の別名を持つ城之内ミサさんのデビューアルバム「Dramagic 」(昭和63年4月25日)からシングルカットされた曲です

城之内ミサファンは別として、私達一般人にこの曲を印象つけたのは、TBS系列で放映された2時間ドラマ「塀の中の懲りない面々」のエンディングとして使われた事でしょう。

「塀の中の懲りない面々」は、安部譲二さんの服役体験を小説にしたもので、コミカルなタッチで書かれているのが、最近の「刑務所体験記」とは大きく違います。

映画と前後してドラマが放映されていますが、やはりコミカルなタッチです。

しかし小説もドラマ(映画)も、よく視るとわかりますが、人間の哀しさが流れています。

笑いあり怒りありと、起伏に富んだドラマのエンディングに、府中刑務所の上空からの映像をバックに、あのピアノのイントロが流れてくるのですからたまりません。

アルバム「Dramagic」の収録曲は
オーヴァーチュア
あの頃
抱きしめて Once Again
Berceuse〜眠れぬ夜に
気まぐれ白書
ドゥ・ユー・リメンバー
Dramagic!!
あの頃〜藍色の季節
以上8曲ですが、既にCD化はされていました。

ただこの当時は、まだCDよりも、カセットやレコードの方が主力でしたから、もしかしたらLP盤があったかもしれません。

昭和後期は、車でCDを聴くには別付けのデッキを買わなくてはならず、カセットテープはまだまだ元気な時代でした。

この曲はCDからカセットにダビングして聴いていたものですから、音が割れて聴きづらかったですね(笑)

ちなみにうちの奥さんは「城之内早苗」と混同していました。
まあ城之内早苗は、あの「おニャン子クラブ」でしたしね。