忘れ得ぬ歌ぱーと746「ミカンの実る頃」 | 遊遊のブログ

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ミカンの実る頃

作詞:山上路夫
作曲:平尾昌晃

青いミカンが実った ふるさとの丘に
今年もとりいれの 唄がまたきこえる
甘くすっぱい胸の想いを
秘かにこめながら小篭につむの
遠くの街のあなたにも 送ってあげましょう


ミカン畑を夕日が 赤く染まる頃
私は帰るのよ 篭をしょいながら
街で働く好きなあなたと
結ばれるその日を 夢に見ながら
海辺の道を帰るのよ 明日を願って


海の夕日に そっと祈るの
あなたが帰る日を また逢える日を
ミカン畑のふるさとで 私は待つのよ


➡️1973(昭和48)年8月25日にリリースされた、藍美代子さんのシングル曲で、B面は「風小僧」です。

この曲は1973(昭和48)年12月10日にリリースされたアルバム「ミカンが実る頃~わたしの四季」にも収録されています。

この当時の「フォーク系」の女性歌手は、高音でのびのある歌声ですが、藍美代子さんも、やまがたすみこさんと間違える程、歌声が似ていました。

この方は純エリ子として、1970(昭和45)年11月に「初めての約束」でデビューしました。
その後「藍美代子」に改名し、一発目の曲が「ミカンの実る頃」になります。

私は藍美代子さんの曲はと言うと「ミカンの実る頃」と「星の子チョビン」のオープニング曲「星の子チョビン」と、エンディング曲「星のしずくの子守唄」位(ポンジュースの歌)しか覚えていません。

ただ歌声が素敵ですので、ずっと心に残っていたと思います。

ちなみに私達夫婦は、本格的なミカン畑を見たことがありません。
北海道はミカン畑がありませんから無理もないのですが…

この曲を改めて聴くと、昭和の風景がはっきり思い出されます。
遠くの街で働く彼は、集団就職だったのでしょうか?
それとも、都会への憧れでだったのでしょうか…