忘れ得ぬ歌ぱーと725「42キロの青春 」 | 遊遊のブログ

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思い出の曲を、思い出と共に、気ままにアップしたブログです。


42キロの青春 

作詞・作曲:たかひらゆたか


フライドポテトの香りの中できみは
買ったばかりのLPレコード
大事そうに抱え少し困った様な顔で
僕を見つめた

そんな風にきみと出会って恋に落ちた
涙が出そうな位なつかしい日々
赤いブックバンド重い辞書とノート
そしてきみの甘い香り

忘れるはずも無い想い出だけどもしも
今日すれ違い様きみが呼び止めてくれなけりゃ
気付かずに居た
ああ あの頃のきみは42キロの
青春を生きていて
ああ 一番自由な風の中で煌めいていた


通り過ぎたものは何もかも美しく
ほんの小さな事まで輝いてる
きみの笑い顔にボタンダウンのシャツと
ブルージーンがとても似合った

それぞれに過ごした季節を跳び越えて
昨日の続きの様な気もするけど
何よりも確かにきみの左手の指輪が
時の流れ教えている

きみが出した答えできみの道を歩いて
きっと何処か遠くで僕も見ているからそのまま
変わらずに居て
ああ あの頃のきみは42キロの
青春を生きていて
ああ 一番自由な風の中を歩いていた


➡️1984(昭和59)年3月25日にリリースされた、白鳥座のセカンドアルバム「DENEB」の収録曲です。

アルバムタイトルの「DENEB」はグループ名「白鳥座」の主星ですが、そもそも何故「白鳥座」なのかわかりません。

おそらくさだまさしさんの「線香花火」に「あれがカシオペアこちらが白鳥座…」とありますから、それでなんでしょうかね…

このアルバムがリリースされたのは、元クラフトの森谷有孝さん(リーダー)が引退し、土井晴人さんが加入し、たかひらさんが2代目のリーダーとなった「第二期白鳥座」の時代です。

ボーカルは変わらず、さだれい子さんと阿部めぐみさん。
さだれい子さんは低音部を、阿部めぐみさんは高音部を担当しており、この曲は完全なめぐみさんソロです。

たかひらさんの曲調は、さだまさしさんに似ていると言われていました(妹のさだれい子さんの歌い方じゃないかと思いますが)この曲は南こうせつさんの「夏の少女」に似ているような気がするのは、私だけでしょうか?

「42キロの青春 」ってなんやねん?と言う疑問は当然起こりましたが、体重の事だったようです❗️

この当時42~46キロ位の女の子はざらにいました。
私は昭和59年はあまり記憶がないんで(とりあえず結婚はしてた)世の中そのものの動きがわからないんですよ。

また私の周りの女子は、健康的な女子ばかりでしたので、こんな細い女の子を見たことがありません❗️

それはそうと、この女の子。左手に指輪をしています。
幸せなんでしょうね。

これが最近の曲だったら、素直に「良かった」と思えないかもしれません(笑)

この曲は前の奥さんのまえでよく歌っていました。
Yさんがこの曲を好きだったからですが、久しぶりにこの曲を従姉と奥さんのNちゃんの前で歌ったら、従姉は首をかしげ、Nちゃんはなんとか知っていました。

従姉に訳を聴くと「白鳥座はスニーカー(心にスニーカーをはいて)しか歌わない」との事でしたが、姪っ子の千鶴曰く「声がでないからだよ」って言ってました。

ついでに「姉ちゃん、何キロあるの?」と聞こうと思いましたが、間違いなく「ヤキ」が入るのでやめときました。

とりあえず私達は今日も平和?です(笑)