作詞・作曲:椎名恵
いつか見たあの夜明け
あなたにも
見せてあげたい
白い霧の中を飛ぶ鳥達
綺麗だった
あなたに会えて
よかったわ
やっと本当の自分になる
C'est la vie
そうよ女は愛するために
歩き続ける
C'est la vie
つまずいても
無くしたくない
男性が見えている限り
孤独で生きてきた
今までの寂しさの罪も
あなたは暖かく
受け止めてくれたから
今は別離の怖さより
信じる勇気持ちたいの
C'est la vie
そうよ女は愛のためなら
強くなれるわ
C'est la vie
あなたの傷み例え自分の
傷みに替えたとしても
C'est la vie
そうよ女は愛するために
歩き続ける
C'est la vie
つまずいても
無くしたくない
男性が見えている限り

「C'est la vie」は、フランス人がしばしば口にする決まり文句で、日本語に訳すならば「これが人生さ」「人生ってこんなもの」「仕方ない」などに当たります。
中国語でだと「没法子」がより近いと思いますが、日本語訳だと、やはり微妙にニュアンスが違うみたいですね。
この曲はカップリングの「CRESCENT」と共に、しっとりと聴かせてくれる、大人の歌でした。
とは言え、椎名恵作品と、麻生圭子作品では、まるっきり雰囲気がちがいますので、同じアルバムに収録されていると、違和感を覚えたものでした。
椎名恵さんと私は、年齢としてはそう違わないのですが、彼女の才能には、逆立ちしても届きません。
私がヤマハポフコンを諦める気になったのは、下成佐登子と及川ちさ(椎名恵)の存在です。
今はヤマハポフコンを目指すなんて事は、全く考えていませんが、むしろかつてのヤマハポフコン出身者が、今でも輝いていると嬉しいものです。
この曲は「孤独で生きてきた
今までの寂しさの罪も
あなたは暖かく
受け止めてくれたから…」の部分が好きです。
私みたいのを受け止めてくれた奥さんのNちゃんは「あなたの痛み例え自分の痛みに変えたとしても」の歌詞の様に、私を包んでくれています。
本当に足を向けて寝れませんわ(いつも夜中に蹴飛ばされてますが…)