作詞:栗田美幸
作曲:谷山浩子
山から山へと とびはねる
きみを見つけた 秋です
きみのこころと同じ色した
まっかな秋の中
きになるあの子の
家さがし
しっぽふりふり
おかへいく
だけどあの子は
きみのことなど
しらないって いうのです
ここん ここん
ふられたわけじゃない
ここん ここん
げんきだせよ
ここん ここん
すきだって いえばいい
ここん ここん
すなおにさ
だけどあの子には
かれがいて
かれには あの子がいて
こんなこと
はじめてじゃないけれど
なみだしたのは
はじめて
ここん ここん
よこれんぼ だった
ここん ここん
しらなかった
ここん ここん
にんげんになって
ここん ここん
らいねんこそは
ここん ここん
きつねのこいは
ここん ここん
秋におわる
ここん ここん
にんげんになって
ここん ここん
らいねんこそは
1988(昭和63)年5月21日にリリースされた、谷山浩子さん14枚目のアルバム「しっぽのきもち」に収録されています。 このアルバムは、子供向けの曲を集めており、タイトル曲「しっぽのきもち」「おはようクレヨン」「まっくら森の歌」「恋するニワトリ」は、NHK「みんなのうた」として知られ、また「秋ぎつね」は、動物愛護協会主催ニッポン放送協賛音楽コンテスト入賞曲でもあります。
北海道に棲息するキツネは「キタキツネ」と言い、尻尾の先が白いキツネです。
キツネは用心深い生き物なんですが、釧路市内では、夜のメインストリートを堂々と歩いていますし、お墓に御供物を残していくと、キツネとカラスの、凄まじいケンカが繰り広げられます。
とにかく春夏秋冬、季節を問わず出現していますが、これは人間がエサやりをしている為です。
人間の食べ物の味を知った動物は、人間を危険に陥れる場合もあるのです。
今日、奥さんのNちゃんと、市内の共同墓地に行ってきました。
あいにく1年と20日ぶりに真夏日になった釧路。
墓地に行くと、早速キツネが見え隠れしていました。
御供物のお菓子やオハギを狙っているのでしょうが、ここの墓地では、みなさん速攻で御供物をお下げしますから、被害は少ない方です。
キツネが憎いわけではない。
ただ野生のキツネは、やはり野生動物なのです。
人間はそれをしっかり覚えていて欲しいと、心より願いたいですね。