忘れ得ぬ歌ぱーと554「夕陽よおやすみ」 | 遊遊のブログ

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夕陽よおやすみ

作詞:北山修
作曲:杉田二郎

赤い夕陽が西に沈んで行く野山を染める
若い農夫が土を耕してく楽しそうに
夕陽よお前もつかれたろ静かにおやすみ
彼は願うこれがいつまでもつづいておくれ


小さな小鳥が西へとんでいく二つ並んで
若い農夫は汗をふきながら空を見上げる
夕陽よお前もつかれたろ静かにおやすみ
豊かなかてをいつもありがとうまたあしたまで


くわをかついで彼は妻の待つ家路をたどる
彼の長い影があぜ道を追いかけていく
夕陽よお前もつかれたろ静かにおやすみ
あしたになったらいつものように又会いましょう


soon1969(昭和44)年5月10日にリリースされた、はしだのりひことシューベルツのセカンドシングル「さすらい人の子守歌」のB面曲です。

A面の「さすらい人の子守歌」は、アコースティックギターがメインの曲なのぬ対し「夕陽よおやすみ」は、エレキ、ベース、ドラムを主体にした「フォークロック」で、コード進行が単純な「夕陽よおやすみ」は、自然と覚えてしまいました。

「さすらい人の…」は、端田宣彦さんの作曲なので、杉田二郎さん作曲の「夕陽よ…」とでは、音楽性の違いがはっきりわかります。

それにしてもこの曲の歌詞ですが、ミレーの「晩鐘」を思わないでもない内容ですが、開拓農家は、概ねこんな感じだったのでしょう。

この曲がリリースされた時は、私は北海道に来て2年目でしたが、社会科(郷土)の教科書で「根釧パイロットファーム」なる言葉を知り、先生に意味を聞くと「開拓農家だよ」と教えて貰いました。

例によって、学芸大学のお姉さんに教えて貰ったこの曲ですが、私は「さすらい人の子守歌」の方が好きでした。

後年養護施設に入り、キャンプファイアの集いをした時に、施設のお兄さんが、ギターを弾きながら歌ってくれました。

C,Kちゃんは知らなかったらしく、あとで教えてあげましたが、彼女自身、そんなに口ずさんではいなかったみたいです。


シューベルツは、1969(昭和44)年1月10日に「風」でデビューしましたが、解散は翌年と言う慌ただしさ。

Nちゃんも「風」は知っていても、他の曲は知らないみたい(花嫁の「クライマックス」とごっちゃにしている)

退院したら、Nちゃんと一緒に、あの頃の歌を、ギターを弾きながら歌ってみたいですね、勿論この曲もです。