忘れ得ぬ歌ぱーと495「空に星があるように」 | 遊遊のブログ

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空に星があるように

作詞・作曲:荒木一郎

空に星が あるように
浜辺に砂が あるように
ボクの心に たった一つの
小さな夢が ありました

風が東に 吹くように
川が流れて 行くように
時の流れに たった一つの
小さな夢は 消えました

淋しく 淋しく 星を見つめ
ひとりで ひとりで
涙にぬれる
何もかもすべては
終ってしまったけれど
何もかもまわりは
消えてしまったけれど


春に小雨が 降るように
秋に枯葉が 散るように
それは誰にも あるような
ただの季節の かわりめの頃


soon1966(昭和41)年9月5日にリリースされた、荒木一郎さんのデビューシングルで、B面曲は「夕焼けの丘」です。

荒木一郎さんは、この曲で第8回「日本レコード大賞」の新人賞を受賞しましたが、何故か同年のNHK紅白歌合戦には選ばれませんでした。

ちなみにこの曲は、2003(平成15)年のNHK連続テレビ小説「てるてる家族」の96話で使用されています。

「てるてる家族」は、第1話に「ふりむかないで」「リンゴの唄」
第2話「東京の花売り娘」「みかんの花咲く丘」
第4話「港が見える丘」
第5話「センチメンタル・ジャーニー(決して松本伊代ではない!)」
第6話「憧れのハワイ航路」「銀座カンカン娘」「僕は特急の機関士で」
等々、その時代を代表する曲が、作中で使われていたドラマでした。

この曲は、まだ私が京都に住んでいたときの曲で、1967(昭和42)年の「いとしのマックス」を歌ったら怒られましたが、この曲に関しては、何もいわれませんでした(祖父や祖母は嫌な顔をしていた)

当時4才か5才ですから、こんな歌を歌うのもどうかと思いますが、子供心に好きな曲の一つでしたが、一番好きだったのは「帰ってきたヨッパライ」で、これは「いとしのマックス」以上に、問答無用で怒られたものでした。

その後養子で北海道に移り、Nちゃんとの腐れ縁が始まるのですが、Nちゃんが、この曲を知らなかったのは驚きでした(彼女は可愛らしく山本リンダの「困っちゃうな」を歌っていました)

「空に星があるように」は、ギターで弾き語りをすると、何とも言えない味がありまして、中学・高校でも歌っていましたが、流石に知っている同級生は皆無でしたね。

しかし荒木一郎さんの声は、本当に素敵です。

あんな声が私にあったなら、女の子に……モテてはいませんわな。