忘れ得ぬ歌ぱーと480「酔いどれかぐや姫」 | 遊遊のブログ

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酔いどれかぐや姫

作詞:阿久悠
作曲:南高節

青い青い 月の夜
とろり酔いどれ かぐや姫
うつろな笑いを浮かべ
怪しい言葉を投げて
(オー!)
街の男を 誘っている


きいておくれ おにいさん
私や酔いどれ かぐや姫
生れたあの月捨てて
地球にあこがれ来たが
(オー!)
今はやつれた この姿


青い青い 月の夜
涙酔いどれ かぐや姫
愚かといわれるけれど
月へは帰れぬ私
(オー!)
意地もあります かぐや姫


soon1970(昭和45)年10月25日にリリースされた、南高節とかぐや姫(第1期かぐや姫)のファーストシングルで、B面は「あわれジャクソン」です。

なおこの曲は、1971(昭和46)年6月25日にリリースされた、第1期かぐや姫唯一のアルバム「レッツゴー!かぐや姫」に「変調田原坂」と共に収録されています。

南高節とかぐや姫(第1期かぐや姫)は、南高節(こうせつ)さん、森進一郎さん、大島三平さんの三人組で「全日本歌謡選手権」に出場し4週勝ち抜きましたが、次の週の挑戦を辞退しました(ちなみに4週目勝ち抜きの放送回で、無名の三谷謙さんが10週勝ち抜きのグランドチャンピオンを達成。。
三谷さんは芸名を「五木ひろし」に改め「よこはま・たそがれ」で4度目のデビューを果たします)

この曲を私が知ったのは「桂三枝のさかさまショー」と言う番組で、かぐや姫が番組中に十二単姿で歌っていたからでした。

「さかさまショー」は、男性出場者は女装、女性出場者は男装をして、かくし芸や歌を披露すると言うもので、子供にはいわゆる「良くない番組」ではありましたが、大人が視ているので、自然に子供も視ます(当時はテレビは一家に一台)

ちなみに「酔いどれかぐや姫」は、第1期かぐや姫の曲の中で、唯一CD化されていまして、私もたまに聴いています。

今でこそおおっびらに聴けますが、あの当時、大人や先生の前で歌った日には、こっぴどく怒られたものでした。

当時は子供が歌ったらアカン歌が、結構ありまして、ラジオの深夜放送から流れる曲や、アングラフォーク、それに「いわゆるアカの歌」は、厳しく禁止されていました。

この曲、女子の前で歌うと、確実に「エッチ」呼ばわりされ、先生に告げ口されて、怒られたもので、今でも先生に告げ口した女子の名前は忘れてはいません!

とは言うものの、意味なんか解っていなかったんですけどね…