忘れ得ぬ歌ぱーと401「けれど生きている」 | 遊遊のブログ

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けれど生きている

作詞:山田つぐと
作曲:南こうせつ

夜が終わって 朝に僕を
かえしてくれる 朝の光が
僕をつつむ やさしく つつむ
君の笑顔のように
人生に始まりと 終りがあるなら
見とどけてみたい


たったひとつの 部屋の窓を
おおってしまう この光は
どこからか 何のために
そのはげしさで
僕に 夢をえがかせ
そして うらぎるのか
教えて欲しい


ここに僕が 居ることを
知っているのか お前にすれば
ちっぽけな 何もない
けれど 生きている
人生に始まりと 終りがあるなら
見とどけてみたい
見とどけてみたい


soon1973(昭和48)年7月20日にリリースされた、第二期かぐや姫の3枚目のアルバム「かぐや姫さあど」に収録された曲で、このアルバムには、大ヒット曲の「神田川」や、かぐや姫初のシングル売上ベスト100にランクインされた「僕の胸でおやすみ」が収録されています。

「かぐや姫さあど」の収録曲は
ポカポカ日曜日
アビーロード゙の街
けれど生きている
あてもないけど
黄色い船
そんな人ちがい
神田川
遠い街
突然さよなら
大きな片想い
僕の胸でおやすみ
で、11曲中4曲がパンダさんの作詞、あるいは作詞・作曲です。

この曲は編曲が木田高介さんで、後半に向けて歌い上げる曲調が、何とも素敵でしたが、ギターで弾き語りをするには、表現が難しい曲でした。

昭和48年は、私が小学校6年でしたが、ラジオから流れるかぐや姫の曲は「神田川」ばかりと言っても過言ではありません。

この曲は、施設のお兄さん、お姉さんが歌っていたのを覚えたのですが、子供ながらに、何故か涙してしまったのを覚えています。

当時大人から見ると「変わった子供」「子供らしくない子供」と言われ、いかなキリスト教精神を以て教化する施設でも、C.Kちゃんと共に手を焼いた存在でした。

私もC.Kちゃんも、お互い以外は信用出来なかったからで、反抗的では無かったとは思いますが、心を開かない、神を敬わない子供でしたね。

この曲を二人で歌うと、最後は黙ってしまうのがオチですが、子供ながらに、歌詞の意味を理解していたのでしょう。

かぐや姫もこの頃は聴かなくなりました。

今度の休みは、ゆっくりかぐや姫のCDでも聴いてみようかな…