忘れ得ぬ歌ぱーと310「南回帰線」 | 遊遊のブログ

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南回帰線

作詞:山川啓介
作曲:堀内孝雄

君だけに生きて行けたら
どんなにかいいだろう
男は夢に追われる
孤独なランナー
ありがとう 君は故郷
心やすらぐ香りを
無理やり愛の目かくし
ほどくおれは罪人
若さとは 幸せを
疑いながら 生きること
追いかける夢があるかぎり
今は遠いあいつも ライバル同士さ


君がもし妹だったら
この胸も 痛まない
優しいやつに 出会えと
笑って言えるのに
転がる石に戻って
夢を食べて生きるさ
南回帰線越えれば
過去はみな蜃気楼
若さとは 魂が
野生の歌を 歌うこと
追いかける夢があるかぎり
この命そっくり 明日に賭けるさ


若さとは 幸せを
疑いながら 生きること
追いかける夢があるかぎり
今は遠いあいつも ライバル同士さ


soon1980(昭和55)年4月25日にリリースされた、滝ともはるさんと、堀内孝雄さんのデュエット曲で「サントリー純生」のCMソングとしても有名になりました。

堀内孝雄(べーやん)さんに関しては、説明は不要と思いますが、滝ともはるさんについて説明しますと、大分県中津市出身で、1977年文化放送主催による全国アマチュアフォークコンテストで金賞受賞。
1978(昭和53)年ファーストアルバム「滝ともはる」
同じくファーストシングル「千羽鶴」をリリースし、この曲で5枚目のシングル曲になります。


この曲がリリースされるひと月半前、児童相談所からの親友、C,Kちゃんが亡くなり、大学に入ったはいいけれど、どつぼに落ち込んでいたときでした。

Nちゃんは釧路市内の会社に就職し、少し距離が開いた時期でもあり「ぼっち」になりかかっていたと思います。

この年第1回の全国規模のホワイトデー開催されたのですが、生きている女の子に贈ったのはNちゃんだけで、N,Kちゃん、I.Kちゃん、C,Kちゃんには、各々仏壇にお供えでした。

「君がもし妹だったら
この胸も 痛まない
優しいやつに 出会えと
笑って言えるのに…」

この部分の歌詞は辛いのですが、一番好きな部分です。

そういえばこの年、竹の子族が流行り、ニュートラ、ハマトラ、プレッピーの3大ファッションが流行した年でしたが、貧乏学生には無縁で、テレビで眺めるだけでした。
金持ちの子は別として、概ね学生達は、地味な子が多かった様です。

後に私の奥さんになるYさんも、非常に地味な女の子でした。