作詞:VELIZ TITO
作曲:UNA RAMOS MARIANO
枯野に咲いた小さな花のように
なんて淋しいこの夕暮れ
とどかない想いを抱いて
なんて淋しいこの夕暮れ
とどかない想いを抱いて
私の大事なこの笛のうたう唄を
あなたは聞いているのだろか
どこかの小さな木の下で
あなたは聞いているのだろか
どこかの小さな木の下で
澄んだ声色で響くこの笛
あなたは聞いているのだろか
泣きくたびれた笛の音を
あなたは聞いているのだろか
泣きくたびれた笛の音を
山は夕暮れ夜が闇がしのびよる
あなたは何処にいるのだろか
風の便りも今はとだえ
あなたは何処にいるのだろか
風の便りも今はとだえ
山の坂道一人で歩いて行った
あなたは今も唄っている
彼方の空に声が聞こえ
あなたは今も唄っている
彼方の空に声が聞こえ
一人ぼっちで影を見つめる
あなたは何処にいるのだろか
風の便りも今はとだえ
あなたは何処にいるのだろか
風の便りも今はとだえ
ララララ…………
1974(昭和49)年3月21日にリリースされた、加藤登紀子さんと長谷川きよしさんのデュエットシングルで、ジャンルは「フォルクローレ」に分類されます。 「灰色の瞳」(スペイン語表記Aquellos Ojos Grises)は、アルゼンチンのケーナ奏者UNA RAMOS MARIANOが作曲。
今までにない長谷川きよしさんと加藤登紀子さんの魅力が溢れていました。
私はケーナ(釧路には売っている訳がなかった)の代わりに、アマービレのオカリナで代用しましたが、里親のお母さんがこの曲が好きだった事もあって、本当に喜んで聴いてくれました。
その後森山良子さんがシングルで、椎名林檎と草野マサムネがデュエットで、長谷川きよしさんと椎名林檎がデュエットカバーしていますから、名曲中の名曲と言って良いかも知れません。
里子先のN,Kちゃんとは、本当によくデュエットしたものでした。
勿論この曲もよく歌いましたが、どちらも低音が苦手同士で、何ともおかしなデュエットになったものです。
でも、どんなに上手く歌えなくても、里親の二人は、ニコニコして聴いてくれた事が、何よりも嬉しかったものです。
歌が絶えない家庭は、それだけで素敵な家庭だと、私は今でもそう思っています。