忘れ得ぬ歌ぱーと263「地下鉄にのって」 | 遊遊のブログ

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思い出の曲を、思い出と共に、気ままにアップしたブログです。

地下鉄にのって

作詞:岡本おさみ
作曲:吉田拓郎

ねえ君何話してるの
だからさ聞きとれないよ
もっと大きな声でもっと大きな声で
でなけりゃ次の駅にとまったら
走り出すまでの
あのわずかな静けさに話そうか
今赤坂見附をすぎたばかり
新宿まではまだまだね


そう君とってもよかったの
今日の映画はとても
もっとそばにおいでもっとそばにおいで
車輪の悲鳴が何もかも
こなごなに立ち切ってしまう
もうおだやかな静けさにもどれない
今四谷を通りすぎたばかり
もううんざりするほどいやだよ


ねえ君もう降りてしまおう
だからさ次の駅でさ
ここはどこの駅かなここはどこの駅かな
いいさ次の駅にとまったら
何かを始めるようにそこから歩いてみよう
次で降りるよ
君ももちろん降りるんだろうね
でも君はそのまま行ってもいいよ


soon1972(昭和47年)11月21日にリリースされた、猫の3枚目のシングル曲です。

猫と言うグループは、昭和46年10月、早稲田大学のカレッジフォークグループ゚「ザ゙・リガニーズ」のメンバーだった常富喜雄さん、内山修さんに「ジ・アマリーズ゙」のボーカル田口清さんの3人によって結成されました。

バンド名は、ビートルズ、ザ・タイガース、ザ・スパイダースなど当時のバンドに多かった「動物・生き物系」を付けようとしたが決まらず「猫でも犬でもいいだろう」から「猫」に決まった…らしいです。

昭和49年に加入した、大久保一久さんは、解散直前に脱退し、伊勢正三さんと「風」を結成した人です。

この曲の「地下鉄」は、営団地下鉄(東京メトロ)丸の内線ですが、この曲がリリースされた前の年に、札幌に地下鉄が走り出しました。

当時の南北線は、北18条駅から真駒内駅まですが、札幌な地下鉄は、タイヤで走っていますから、車内で会話が出来るくらい静かです。

後年、地下鉄東西線で、中野駅から門前仲町駅まで乗った時、車両は非冷房で暑く、レールの上を走るため、話すら出来ませんでした。

当時の地下鉄は、車両にクーラーをつけると、トンネル内が熱くなると言う理由で、非冷房だったみたいです。

ちなみに、中学の修学旅行で、札幌地下鉄に乗ったのですが(私は何度か乗っている)NちゃんもN,KちゃんもC,Kちゃんも自動改札機は初めてですから、かなりテンパったみたいです。

何せ釧路駅には、切符の自販機すらなかったですから…