忘れ得ぬ歌ぱーと230「白い蝶のサンバ」 | 遊遊のブログ

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白い蝶のサンバ

作詞:阿久悠
作曲:井上かつお

あなたに 抱かれて
わたしは 蝶になる
あなたの胸 あやしい くもの糸
はかないいのち さだめなの
あなたに 抱かれて
わたしは 蝶になる
涙をため くちづけ 受けるのよ
あふれる蜜に 酔いながらおぼれるの
恋は心も いのちもしばり
死んで行くのよ 蝶々のままで
あなたに 抱かれて
わたしは 蝶になる
気ままな夢 忘れて 苦しむの
はかないいのち 恋のため散らせるの


あなたに 抱かれて
わたしは 蝶になる
あなたの胸 あやしい くもの糸
はかないいのち さだめなの
あなたに 抱かれて
わたしは 蝶になる
ふるえる羽 はげしい 恋に灼く
二度とは空に 帰れない 夜に泣く
恋は心も いのちもしばり
死んで行くのよ 蝶々のままで
あなたに 抱かれて
わたしは 蝶になる
朝日の中 うつろな 蝶は死ぬ
はかないいのち 恋の火を抱きしめて


soon1970(昭和45)年1月25日にリリースされた、森山加代子さんのシングルで、ミリオンセラー達成曲でもあります。

森山加代子さんは、北海道函館出身で、1960(昭和35)年6月には、イタリアの歌手ミーナの「月影のナポリ」(Tintarella di luna)の日本語カカバーでデビューしました。

その後は続く「メロンの気持」「月影のキューバ」「じんじろげ」などヒット曲を連発したのは、あまりにも有名です。

ちなみに「白い蝶のサンバ」では、第21回NHK紅白歌合戦に、8年振り4度目の出場を果たし、見事に復活しました。

この曲は、大人から子供まで口ずさんでいました。

但し、子供はおおっぴらには歌えなかったのは勿論です。

ちなみに私は「じんじろげ」が好きでよく歌っていましたが、地方によっては「じんじろげ」は、良からぬ意味を持つ言葉ですので、歌うのも注意が必要だったみたいですね。

この年は日本万国博覧会(大阪万博)開幕の年で、入場者6,421万 8,770人を数えた、凄まじい国家イベントでした。
それから、日本航空機よどハイジャック事件がありまして、一般の人にも、赤軍派と北朝鮮を強く感じたものでした。

まぁこの年も、慌ただしい年でしたが、北国のガキ共は、万博の話に目を輝かせ、鼻水たらしながら遊びまくっていました。