忘れ得ぬ歌ぱーと229「青い鳥」 | 遊遊のブログ

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青い鳥

作詞・作曲:森本太郎

青い鳥を 見つけたよ
美しい島で
幸福はこぶ 小さな鳥を
だけど君は あの空へ
飛んで行くんだろう
ぼくがこんなに 愛していても
小さな幸福を ぼくの手に 乗せたのに
青い鳥 青い鳥 行かないで


君がそばに いるだけで
ぼくは嬉しいのさ
そのまま ぼくを見つめておくれ
青い鳥は 飛んで行った
あの広い空へ
狭いカゴが いやだったのか
小さな幸福よ ぼくの手に かえっておくれ
青い鳥 青い鳥 なぜ行った


青い鳥は もう二度と
帰っては来なかった
ぼくには はかない初恋だった


soon1968(昭和43)年12月1日にリリースされた、ザ・タイガース8枚目のシングルです。

ザ・タイガースの曲としては、初めてメンバー自身による作詞・作曲となりました。

この曲を何故取り上げたかと言いますと、従姉が鼻歌で歌っていたからです。

「姉ちゃんこの歌好きなん?」
「まあね。タイガースは全部好きよ」
「俺は7つになるかならんかやったからな…」

そう言うと、思い切り蹴りを喰らいました。

昭和43年の出来事の一部は、228にも書きましたが、改めて調べますと、大変な年だったみたいです。
1月9日 マラソンの円谷幸吉選手自殺
1月17日 佐世保で米原子力空母エンタープライズ寄港反対の抗議集会。(19日入港)
1月29日 東大医学部で医師法改正に反対、無期限ストに突入(東大紛争の発端)
2月6日 第10回冬季オリンピック・グルノーブル大会(白い恋人たちが素敵でした)
10月13日 第19回オリンピック・メキシコ大会(サッカーで銅メダル)
12月29日 紛争中の東大・東教大、44年度の入試中止を決定

何れにしても、政治と学生運動に明け暮れた年だったのがわかります。

そんな中、この「青い鳥」は、優しく心に染み込んだと思います。

従姉と私の会話の続きです。

「あんたさ、去年までは、この歌の通りだったよね。Nちゃんと一緒になれて、よ・か・っ・た・ね」

「ありがとう。姉ちゃんを見習わん様に、仲良く暮らしとるから、安心して」

Nちゃん苦笑。
従姉ぶちギレ…
姪っ子我関せず…


今日の釧路は猛烈な風が吹いていましたが、1日の終わりに相応しい、ドタバタ劇でした。

一応…ご飯は食べさせていただきました(笑)