忘れ得ぬ歌ぱーと223「失恋魔術師」 | 遊遊のブログ

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失恋魔術師

作詞:松本隆
作曲:吉田拓郎

バスは今 ひまわり畑を
横切って あなたの街へ
隣から だぶだぶ背広の
知らぬ人 声かけるのよ
お嬢さん 何処ゆくんだね
待ち人は来やしないのに
いえいえ 聞こえぬ振りをして
知らん顔して 無視してるのよ
その人の名は アー失恋失恋魔術師
失恋魔術師


バスを降り 夕映えの町
人波に 足を速める
追いてくる 足なが伯父さん
ステッキを 招くよに振る
お嬢さん 逃げても無駄さ
不幸とは 追うものだから
いえいえ 後を向いちゃだめ
恋を失くすと 見かけるという
その人の名は アー失恋失恋魔術師
失恋魔術師


こみあった 珈琲ハウスに
こわごわとあなたを探す
空の椅子 西陽が射す中
さよならを物語っている
お嬢さん 言ったじゃないか
愛なんて虚ろな夢さ
いえいえ 電車の遅れだわ
あっちへ行って そばに来ないで
その人の名は アー失恋失恋魔術師
失恋魔術師


遅れたね ごめんごめんと
息をつき駆け寄るあなた
お嬢さん 私の負けさ
また今度迎えに来るよ
いえいえ 死ぬまで逢わないわ
おあいにくさま 恋は続くの
早く消えてね アー失恋失恋魔術師
失恋魔術師


soon1978(昭和53)年2月25日に発売した、太田裕美さん7枚目のアルバム「背中あわせのランデブー」の1曲目に収録されていましたが、1978(昭和53)年3月21日に、11枚目のシングルとしてリリースされた曲です。

アルバム「背中あわせのランデブー」と言うタイトルは、A面はすべて吉田拓郎さんの作曲、B面はすべて太田裕美さんの作詞作曲であることに由来しているとの事ですが、太田裕美さんは、決してただの「アイドル」ではなかった証明になるアルバムだと思います。

この曲はサビの部分を、男女問わず口ずさんでいました。

但し…恋する女子の前で歌った日には、間違いなくケンカになります。

この曲がリリースされた時は、丁度春休みでした。
私はと言うと、冬休みにNちゃんと旅行に行っていましたから、里親の実家が酪農家だったので、その手伝いに勤しんでいました。

NちゃんやC,Kちゃんも、気まぐれに手伝い?に来てくれていました。

ちなみにC,Kちゃんはここで、酪農実習生に告られたらしいですが、キッパリ断ったとの事…

哀れその実習生は、深酒のあげく翌朝寝坊して、キッチリ怒られていました。