忘れ得ぬ歌ぱーと199「かもめが翔んだ日」 | 遊遊のブログ

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かもめが翔んだ日

作詞:伊藤アキラ
作曲:渡辺真知子

ハーバーライトが 朝日にかわる
そのとき一羽の かもめが翔んだ

ひとはどうして 哀しくなると
海をみつめに 来るのでしょうか
港の坂道 かけおりるとき
涙も消えると 思うのでしょうか
あなたを今でも 好きですなんて
いったりきたりの くりかえし
季節はずれの 港町
ああ わたしの影だけ
かもめが翔んだ かもめが翔んだ
あなたはひとりで 生きられるのね


港を愛せる 男に限り
悪い男は いないよなんて
わたしの心を つかんだままで
別れになるとは 思わなかった
あなたが本気で 愛したものは
絵になる港の 景色だけ
潮の香りが 苦しいの
ああ あなたの香りよ
かもめが翔んだ かもめが翔んだ
あなたはひとりで 生きられるのね


かもめが翔んだ かもめが翔んだ
あなたはひとりで 生きられるのね


soon1978年(昭和53年)4月21日にリリースされた、渡辺真知子さんのセカンドシングルです。

B面は「あいつ」で、私としてはこちらの方が好きな曲でした。

渡辺真知子さんは、1975年(昭和50年)5月18日に開催された、ポフコン第9回大会に「PIA」というグループで参加し「オルゴールの恋唄」で審査員特別賞(川上賞)を受賞。

1977年(昭和52年)11月 1日には、デビュー曲「迷い道」をリリースし大ヒットさせました。

「かもめが翔んだ日」は「迷い道」には及ばなかったものの、1978(昭和53)年第20回日本レコード大賞最優秀新人賞を受賞しています。

昭和53年の冬休み、Nちゃんと共に「俺たちの朝を探す旅?」で湘南を巡っていますが、横須賀に泊まった2日目、まだこの曲は発売されてはいませんでしたが、二人で早朝の三笠公園を歩いた時の光景が鮮やかに思い出されたものでした。

Nちゃんはこの曲を聴くと、今でもくすぐったそうな顔をします。

この曲ですが、特に地域を限定しては歌われていませんが、渡辺真知子さんの出身地が横須賀市の為か、横須賀のイメージが強く(岬めぐりと同じパターン)京浜急行電鉄堀ノ内駅で電車接近メロディーに使われています。