忘れ得ぬ歌ぱーと148「速達」 | 遊遊のブログ

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思い出の曲を、思い出と共に、気ままにアップしたブログです。


速達

作詞:竜真知子
作曲:馬場章幸

一度会って欲しい ひとがいますと
父に手紙書いた あれは先週
迷う訳じゃないの ただ少しだけ
思いつめて 返事待つ日々
親の元を離れ 暮らして二年
そしてめぐりあった あなたのことを
軽い気持ちじゃ 言えなかった今まで
父はどんなふうに思ったでしょう
急に無口になった父に
はらはらしてる母が浮ぶ
そうよあなたを愛してから
いつかはくると 覚悟してた日
ああ だけど 私 戻れない
何があっても 戻れない


郵便物は来ないはずの日曜
思いがけず着いた 赤い速達
陽ざしうすい窓で 読んだ文字が
なぜか なぜか にじむ 冬の黄昏
一度二人で おいでとだけ
書かれた手紙 握りしめて
すぐにあなたに 会いにゆこう
心の中で くり返してる
ああ 父が許して くれました
父が許して くれました

soon1982(昭和57)年11月 21日にリリースされた、ばんばひろふみさんのヒット曲です。

この曲は「MBSヤングタウン(通称ヤンタン)」金曜日で「ザ・ベストテン」にこの曲をランクインさせようという呼びかけがあり、その結果同番組のはがきリクエストランキングで最高9位を記録したと言う、リスナーによって全国区に押し上げられたものです。

その際公約についてもリクエストを募り、鼻に割り箸を刺して歌う等過激なものもあったらしいですが、番組アシスタントだったMBSアナウンサー(当時)佐藤良子さんの猛反対もありさすがに却下されたという逸話まで残っています(ピースサインを出すのは採用)

しかし、この曲のお父さんは優しいですよ。

私なんか、Yさんのお父さんに何発殴られた事か… (まぁお許しを受けに行った時は、既にお腹に子供がいたから当たり前?)
メールもラインも無かった(当然携帯も)時代、公衆電話か手紙が主流でした。

公衆電話も、10円玉を気にしながらかけていたのに、親に「ガチャン!」と切られたりして…

付き合い始めた頃の気持ちを忘れなければ、離婚なんか無かったかも知れませんね。

まぁ、後の祭りですが…