作詞・作曲:瀬尾一三
ああひとつぶの涙で ふときづいたの
何となくちがうの きのうの私とウ……
ああ目にうつるものがすべて美しく
何となく輝いて 私をつつむの
これが恋をしったことなの
私の心の中に ある時とつぜん
あなたがいた
あ~恋するとだれでもこうなるのかナ
何となく不思議ネ 私のこの胸
ラ………
ああ新しい世界へまよいこんだの
何となくあるきたい あなたと二人で
これが恋をしったことなの
私の心の中に ある時とつぜん
あなたがいた
ああ恋するとだれでもこうなるのかナ
何となく不思議ネ 私のこの胸
何となく不思議ネ 私のこの胸

田中ユミちゃんと玉井タエちゃんの綺麗なハーモニーが素敵で、大多数の男子は、ユミちゃん派だったと思いますが、私はタエちゃんが大好きでした。
当時はユミちゃんの高音が耳についたからかも知れません。
シモンズ=「恋人もいないのに」と思われがちですが、私はこの曲が一番シモンズにピッタリな曲だと思っています(又は「少女と恋とシャボン玉」)
ユミちゃんの高音と、タエちゃんの低音が綾取りのように絡み合うのは「恋人もいないのに」には見られない魅力的なものと(個人的に)思っています。
この曲はNちゃんも良く歌っていました。
二人で歌うこともありましたが、Nちゃんがあんまり音程が宜しい方ではなかったので…
私がギターを弾くようになると、この曲をよく歌わされました。
でも、この歌詞の意味を、お互いどこまで理解してたのかは解りません。
ただ言えるのは、N.Kちゃんの死により、意気地無しの臆病者になった私は、Nちゃんには置いてきぼりにされた、と言うことです。