みなさま、こんにちは!
久我つかさです。
7月27日、28日の一泊二日にて、いすみ市定住促進協議会関係者27名にて、移住定住に関する研修視察にいってまいりました。
目的地は、移住定住対策先進地の、長野県信濃町と大町市のNPO法人と、大町市役所。
充実した内容でしたので、数回に分けて、視察内容を報告させていただきます。
まずは、長野県信濃町の、『NPO法人ざいごう』が運営する、
田舎暮らし体験施設『田野志荘』
この施設は、移住希望者に短期滞在していただき、まずは田舎暮らしを体験していただくという施設です。
基本的に1週間滞在までは無料で利用でき、お風呂、トイレ、台所、冷蔵庫や電子ジャーなど生活できる設備が整っていますので、日常生活を体験する事が出来ます。
築40年程度の空き家を借り受け、改築をし、利用をしているそうでありますが、空き家対策の一つのモデル事業として検討に値すると思いました。
説明や質疑に関しては場所を移動し、信濃町 地域交流施設『古間支館』にて行われました。
この施設は大変立派で、多くの会議室や文化財保護室、体育館はじめ、充実した設備を備えています。
信濃町では、もともとは小学校が5つありましたが、2012年4月に全ての小学校と中学校を一体化し、小中9年生の小中一貫校が誕生いたしました。
この合併により5つの小学校が廃校となる事に伴い、そのうちの一つを耐震補強・改修し、地域交流施設として再スタートしたのが、この『古間支館』です。
いすみ市においても、県立高校統合に続き、小学校統合も控えておりますが、空き施設利用方法の一つとして、参考になると考えます。
大会議室にて、説明&質疑、交流が行われましたが、一通り説明を受けた後に、活発な質問が飛び交いました。
信濃町は、人口9,145人、3,423世帯の自治体であり、小中学生の数は621名。
『NPO法人ざいごう』は会員12名で、体験施設修繕費などは補助金を利用しましたが、それ以外の人件費は無しで、完全なボランティアで運営しています。
凄いなと思ったのは、、活動資金確保と空き家対策、移住定住者増加という目的が一致している事です。
空き家をざいごうが賃借し、住めるように修繕し、それを移住者に転貸する、という流れが、活動の中心であり、資金確保の流れでもあるそうです。
普通不動産屋等が行う内容ではないのかな?という疑問もありましたが、信濃町には、一軒も不動産屋が無く、また一軒もアパートが無いそうです。
また、これって不動産業ではないの、いう疑問もありましたが、不動産業の範疇の仕事は近隣他市町村の不動産屋にお願いし、業とならない部分での収益を活動資金にあてているそうです。
地域の問題解決と資金確保を両立した良いモデルであると思います。
他には、最初に書いた体験施設『田野志荘』の運営や、既移住者間交流『田舎好き倶楽部』の運営協力や各種イベント協力なども行っているそうです。
当然良い事ばかりではなく、改修して賃貸出来る空き家の確保や、移住希望者への就業支援までは出来ない、などの問題点もあるそうですが、規模、人数から考えると、うまく運営されている事を感じました。
いすみ市にとって活かせる部分はしっかりと吸収し、今後のいすみ市政に反映させていきたいと考えています。
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