ボランティアは邪魔?迷惑? | いすみ市議会議員 久我つかさオフィシャルブログ

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志士 久我つかさです。

今回の大震災にあたり、当初は東北へのボランティア参加を自粛していました。

理由は、広範囲にわたる大災害であり、土地勘も無い県外の人間が大量に現地入りする事により、かえって現地の混乱を呼び、また現地の物資を消費し、更に二次災害の危険、救援活動の邪魔になると考えたからです。

そのような中で、まずは地元千葉県のボランティアに参加しましたが、東北の現地体制が整ったと判断し、今回宮城県にいってまいりました。

今回の大震災にあたり、千葉県浦安市、千葉県旭市、そして宮城県石巻市にてボランティアをさせていただきましたが、数人の方から、「ボランティアは迷惑なのではないか?」というご意見をいただきました。

これは、阪神淡路大震災の際に、大量のボランティアが入り混乱した、あるいはボランティアのマナーの問題があった、等の話から来ている意見であると思います。

ですが、このような意見もあります。

「ボランティアは押し掛けていい」  ニューズウィーク日本版4月5日(火)13時14分配信
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110405-00000301-newsweek-int

【意訳】
迷惑ボランティアという言葉によって、善意で動きたい人が躊躇してしまっている。
実際には、ボランティア数は全く足りていない。
迷惑に感じているのは、被災により現地ボランティアセンターが機能を失い、現地での受け入れ態勢が出来ないからだ。
現地の被災者ニーズはたくさんある。
ボランティアは押し掛けていい。迷惑をかけた分の何倍もいい事をしてくれればいい。来てくれただけで本当に喜ばれるのだから。
【ここまで】

押し掛けていい、というのは言いすぎだと思いますが、ボランティアが足りていないのは事実だと実感しています。

ですが、千葉県旭市でのボランティアでは、休日に2千人近くのボランティアが押し掛け、受付で長蛇の列が出来ていたそうです。当然小さなトラブルもたくさんあったでしょう。

また、現在の東北地方においても、被災地を見物したい人が増え、車の渋滞や緊急車両の妨げになっているのも事実です。

現在、ほとんどのボランティアセンターが県内や市内ボランティア募集となっており、県外からのボランティアを受け入れてる自治体は、宮城県では石巻市、岩沼市、多賀城市、亘理町、塩釜市の5市町村です。福島や岩手は、1~数市町村が受け入れ可能のようです。

この問題を解決するには、ボランティアを統括するボランティア(組織・団体)が必要です。

団体としてボランティアを募集し、バスで現地ボランティアセンターへと向かい、手続きや手配等はスタッフが一括して行う事により、受付事務の負担低減、交通渋滞の緩和、作業能率向上が実現できます。

私が参加したのは、現地大学が運営してのバス移動ボランティアでした。

宮城県では、早速この方法を取り入れ、先日から「宮城県災害ボランティアバスパック」を募集しています。
↓↓↓↓↓
http://msv3151.c-bosai.jp/fbox.php?eid=13522


ボランティア活動の目的は、被災者のお役にたち、復興の支援をする事です。

目的達成のために、知恵を絞り、最大の効果を得られる方法を模索し、そして実行です。

マイナスだけを考えていては、なにも出来ません。

日本再建のために!

がんばろう!日本!



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