普天間飛行場の移設予定地として、最近良く耳にする辺野古。
辺野古がある名護市では、市長選挙の真っ最中。
いよいよ明日、1月24日が投票日です。
と言うことで、辺野古の様子を見に行ってきました。
私が宿泊していた那覇市から辺野古までは、車で1時間半くらいでしょうか。
朝6時に起きて、埼玉から来た仲間を途中で拾い、辺野古へと向かいます。
この仲間の名は、仮に『まつ毛君』という名前にしておきましょう。
まつ毛君とともに、辺野古に到着。
まずは、米軍基地の境界を見てきました。
きれいな海ときれいな砂浜。
しかし、このピラピラしてる布は、決して綺麗ではないですね。
地元の反対者がやっているのかと思いきや、そのほとんどは、県外の人が書いたモノのようでした。
というか、地元では、強烈に反対している人は少数のようです。
書いてある内容は、戦争反対、自然を守れ、ジュゴンを守れ、人殺しは許すな、民主党は公約守れ、などなど。
中には、観光で来た人が記念に書いたようなモノも。
ジュゴンを守れ!の布もありました。
反対派が座り込んでいる、通称「テント村」にも足を運んでみました。
中には、数人の方が椅子に座っていました。
お土産、というか、書籍や絵葉書も売っており、いろいろ資料が掲示されていました。
綺麗な海の真ん前で暖かい気候。座り込みには最適な場所です。
テントの外観
声をかけると、丁寧に対応してくれました。
チラシもいただき、いろいろお話を聞くことができました。
民主党に政権交代してから、急に人がたくさん来るようになったそうです。
普通に聞いていると、反対の趣旨は、自然保護のようでした。
ジュゴンや海がめがいる地域に、大量の埋め立てを行うのは、自然破壊だ。だから反対している。
そのような話しでした。最初は・・・
「どこから来たんですか?」と女性に聞かれたので、「千葉県からです。」と答えると、
その女性は少々声を荒らげ
「森田健作が知事ですよね。なんであんなのを選ぶのかわからない!」
・・・私、森田健作事務所で選挙のお手伝いしてたんですが(^^;;
ジュゴン保護に森田健作知事が関係あるのでしょうか?
責任者という男性が、「この辺野古沖には、ジュゴンが餌を食べにきたり、海がめがきたりするんですよ。」と言っていたので、「沖に行けばジュゴンいますか?餌食べに来てますか?」と聞いてみると・・・
男性「いや、・・・今はもうここじゃなくて別のところで餌を食べている。」
・・・ってか、ホントはジュゴンいないんじゃ?
男性「ここの前に岬があるでしょう?海兵隊がもぐってきて、そこから上陸する練習とかもしてるんだ。いい加減にしろ。」
・・・これもジュゴンには関係ないですね。
男性「あそこのキャンプ・シュワブからは、戦争をしているアフガンやイラクへも海兵隊が行くんだ。普段は緑色の迷彩服だけど、茶色い迷彩服に変わるんだ。なぜなら、砂漠は茶色いからね。」
少々ご立腹気味で、こんなことも。
まずい・・・少々気まずくなってきました。
私の腰には、携帯電話とデジカメを入れるためのポーチがありましたが、その両方とも、米軍の迷彩でした(^^;
しかし、私のポーチはACU(米陸軍の迷彩)。
キャンプ・シュワブは海兵隊。
迷彩の色が違うので、気付かなかったようです。
そろそろ帰ろうかと写真を撮っていましたが、赤いのぼりが気になりました。
そこには、オスプレイ配備反対の文字が。
オスプレイとは、ヘリコプターと飛行機が合わさったようなモノです。
ヘリコプターと同じように垂直離陸が出来て、空中では飛行機になります。
なかにいた老婦人に聞いてみると、「オスプレイは事故が多い機体なんだ。」との事でした。
さすが、お詳しい(^^;;
確かに最初は事故が何度か起きておりましたが、今は改良が加えられ、そんなことは無いと思いますがね。
いろいろ話しを聞いてみましたが、なにか違和感を覚えました。
私も、自然は大好きです。
沖縄の素晴らしい海は、守っていきたいです。
しかし、辺野古への基地移転は、自然保護の問題だけで語ることはできません。
座り込みをしている人たちも、明らかに自然保護やジュゴンの事が中心ではなく、戦争や軍備について、あるいは米軍についての反対意見を持っている方達でした。
これは完全な私見です。
米軍を沖縄から撤退させたい人々が、沖縄の素晴らしい自然、ジュゴン保護などを隠れ蓑にして活動している。それが真実のような気がします。
辺野古がある旧クシ村では、村議会議員全員一致での誘致活動を米軍に行い、キャンプシュワブの建設を実現しました。
現実に地域は潤い、また、名護市などの沖縄北部の市町村は、国から750億円のお金をもらっているという話しも聞いています。
そして、なぜ沖縄に基地が必要かという問題があります。
それは、戦略上、この位置が重要だからです。
日本を含む北東アジア地域の防衛上、沖縄は重要な場所です。
中国があり、台湾があり、韓国があり、そして北朝鮮がある。
ロシアがあり、何よりも日本がある。
中国という国は、台湾問題を抱えており、そして日本の領土である尖閣諸島を中国の領土だと主張しています。
沖縄本島さえも、中国の領土だと主張している方もいます。
また、日本は石油資源のほとんどを、中国の近くを通る海から運び込んでいます。
もし中国が台湾を押さえ、シーレーンを封鎖してしまったら、日本は終わりです。
特に海軍力の増強をしている中国。
水陸両用の戦車など、海での戦闘、海を越えての上陸作戦の軍備を整えている中国。
中国を抑えているのは、なんでしょうか?
それは、沖縄を中心に配備されている米軍によって抑えられています。
もし、沖縄から米軍が撤退してしまったらどうなるのか?
それは、かつてのフィリピンを見れば、予想することが出来ます。
1991年、フィリピンとアメリカとの関係が悪化し、アメリカは空軍と海軍の基地を撤収しました。
その直後から中国の動きは活発になり、フィリピンの南沙諸島、西沙諸島の全てが中国の領土だと主張し、実際に上陸、軍事施設の建設により、実効支配をしてしまいました。
今、沖縄でも同じ事が起きようとしています。
そして、こともあろうに、それを助長しているのが、鳩山政権・民主党です。
日本の政府は、日本の国民の幸せの為に仕事をしてください。
日本の国会議員は、日本の国民の幸せの為に仕事をしてください。
国民の生活第一、とか、国民目線で、とか民主党の人は言いますが、その国民とはいったいどこの国の国民を指しているのでしょうか?
本日、小沢幹事長の事情聴取が行われています。
私が住む千葉11区からは、比例とはいえ、2人の衆議院議員を作ってしまいました。
この2人ともが、小沢幹事長の子分であるというのは、とても恥ずかしい事です。
日本の未来のため、そして地球の未来のため、今、日本を洗濯するときが来ました。
久我つかさは、幸福維新の志士として、日本を洗濯する仕事を請け負う覚悟であります。
どうか、志士・久我つかさに熱いご支援賜りますよう、よろしくお願いいたします。
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