「成長痛」/ 稲田悠希 | 全員サッカーへの、挑戦

全員サッカーへの、挑戦

関西大学サッカー部は
「全員サッカーで日本一」になるために
熱い毎日を送っています。




こんばんは!

本日のブログを担当させていただきます。

人間健康学部3回生の稲田悠希です。

 

 

 

「焼きそばパン」という舐め腐ったGメールアカウント名でセレクションに応募してしまった日から3年が経ちます。少しはマシに成長したでしょうか。ブログ3年目で学んだことは入り口で面白くないと思ってしまったら、そこから面白さを分かっていくのはめちゃめちゃ難しいってことぐらいです。気を付けましょう。

 

いやぁ、早いですねぇ。もう3年目かよ。もう3回目のブログかよ。上級生なったらみんなアツい感じの良いブログ書くよなぁ。

アツいブログは僕のキャラ的に似合わへんはず。とゆーかまず、僕がアツいこと言うても説得力がないんですよ。

 

OBチームではたくさん試合に出させていただきましたが、学生として出場した公式戦は通算2試合。内1試合は残り5分からの出場。

モノマネ王。食堂ニキ。一芸マシーン。

 

 

うーん、この実績では響かんて。


 

もっとマトモでイケメンで優しくて背が高くてサッカー上手い先輩として、ブログでアツいこと書いて次の日の話題に乗りたかったって!!まぁこの枠は関谷・松名・五嶋あたりに譲りましょうかね。

 と、こんな僕ですが少し真面目に話すので最後までお付き合いいただければ幸いです。


 

 

3回生になってハッとすることがしばしばある。

「情熱、どこいった?」って。


3回生になってハッとすることがしばしばある。

「プロになりたかったんじゃないの?」って。


 3回生になってハッとすることがしばしばある。

「夢、どこいった?」って。


3回生になってハッとすることがしばしばある。

「来年の応援はこうしたいな。じゃなくて、ピッチには立たないの?」って。

 

 

確かに無理もない。もう21歳、カテゴリーは1番下、迫る就活。


裏付けのない自信と夢しかなかった12歳とは違う。


環境に揉まれながらもひたむきにガムシャラに努力した16歳とは違う。


わずかな可能性にしがみつこうと焦りもがいた19歳とは違う。

 

サッカー人生の終わりが近づいている。

未来の自分がサッカーをしている姿がどんどん描けなくなっている。

気がする。

 

こんな自分が嫌で。こんな自分を認めたくなくて。目を背けたくて。

とにかく笑いに走ってみたり、就活に注力してみたり、ちょけキャラに便乗して冗談交じりに「俺、もう無理っす!笑笑」って言ってみたりした。

 

けど、そんなことしてる最中ですら悔しさを感じる自分もいて、すごい中途半端なメンタルでここまできた。


結局、自分の気持ちには嘘つけへんのかって思う。

トップの試合があるたびに紫紺着たいと思ってしまうひ、Jリーグを見に行く度にこの観衆の前でプレーしたいと思ってしまう。上のカテゴリーの同期の活躍も手放しでは喜べない時もある。

練習で腹が立つときも、試合で落ち込むことも、昼に自主練に行く時もある。ぜーんぶ動機は一緒。


 

俺、サッカー好きなんやな、まだ上目指したいんやな。

 


結局、ここに戻ってくる。傷ついても、情熱が足りなくなっても、もういいかなって思っても、ここに戻ってくる。で、これ思い出してちょっと成長する。メンタルの成長痛的なことなんですかね。


まだ今年で21やん。あと1年半あるやん。まだたぎれるやん。

年取ってから見た時に恥ずかしいと思うくらい、フルスイングでやった方がいい。

毎回100点は無理かもしれんけど毎回MAXは出せるわけで。

0じゃない可能性に自分で0をかけている人は生きるのにふさわしくない!と思う。

 

こういう話はたまに同期でもすることがある。お酒が入っているからなのかはわからんけど皆結構サッカー好きやし結構アツい。やんね?

いつも感化される。俺もやらなって思う。ありがと


先輩方にもよく影響はされてる。ただ先輩付き合いが下手くそなもんで、僕が先輩に影響されている風には全く見えへんはず。

4回生は優しすぎるからつい頼りすぎてしまうし甘えすぎてしまう。


 


ここまでダラダラと皆さんからするとどうでもいいような内容を話してきてしまいましたが、このブログで何をしたいのかというと

 

この内容を公開してしまった以上、僕はたぎらなきゃいけないってこと。

そうです、後戻りのできない状況をつくって尻に火をつけたわけです。

自分だけでは踏み出せへんからってブログを使うなんて弱い人間ですね(笑)

 

夢を追う人と諦める人、生き方ってどっちかに分かれると思うんですけど、どっちにしろ自分で下した決断やから、間違いではないと思います。ただ、可能性が0になるまでは0に限りなく近くても追う側でいたいと思うので残りの1年半は僕なりに頑張ってみようと思います。

 

 

一芸マシーンとは思えないだいぶ重ためのブログでしたが何かが届いていれば幸いです。

ご精読ありがとうございました!!!