「欲張り」/ 冨田歩花 | 全員サッカーへの、挑戦

全員サッカーへの、挑戦

関西大学サッカー部は
「全員サッカーで日本一」になるために
熱い毎日を送っています。




こんばんは。

本日のブログを担当します、

政策創造学部3回生の冨田歩花です。



「遠回りしないと見えない景色がある」



ってよく言うけど、

それって実際のところどうなのかなって

私は思います。


だって、

絶対に近道した方が早いし楽じゃないですか。



何をするにしても

正解を知っていたら、未来がわかっていれば、

こんな夢みたいなこと願っちゃったりします。







さて今、私にはやりたいことがたくさんあります。 





サッカーしたいし、遊びたいし、留学もしたいし、

バイトもしたいです。




やりたいことをするためにはハッピーセットみたいに

やらなければならないことが一緒についてきます。



例えば、サッカーがしたいなら早く起きて早く寝て、

試合の映像を見て振り返りをして、

相手の分析をして、自分の仕事をする。


留学がしたいなら身のある留学にするために、

英語の勉強をする。


遊びたいならバイトして稼ぐし、

大学生だからレポートもテストも期限までにする。




やりたいこともするし、

そのためにやらなければならないこともするし、

やりたいことを全部やるのはとても難しいです。




私はこの春、

やりたいこともやらなければならないことも


全部頑張ろう!全部できる!


って意気込んでいたけど、

結局、全部中途半端になりました。




リーグ戦が始まる前に怪我をして、

そこから復帰しても1試合も試合に出られず、

気づいたらリーグ戦は終わっていて、

チームは2部に降格。


お金を貯めようとバイトを増やしてみたけど、

家に帰ると疲れすぎて寝落ちしちゃって、

起きたら夜中の12時だったとか。


英語の勉強しようと思っても集中できなくて、

留学のために受けたTOEICで

目標点に届かなかったりとか。


時にはそんな自分が嫌になって夜眠れなくなって、

朝起きれなくなったりとか。





それはそれは、なかなかに暗い日々でした。





たくさん怒られて、たくさん泣いて、

たくさん相談して、いろんな話を聞いて、

やりたいことを全部やるためにはどうすればいいか

すごく悩みました。





そして見つけた答えが「優先順位をつける」こと。






この日までって決められた締切があったり、

試合があったり、テストがあったり、

今しかできないことだったり、

とりあえず今1番何を優先すべきか考えます。




いまの自分を整理して、優先順位をつける。



これ簡単なことのように見えて、

実はすごく難しかったりします。




締切が同じ日のものがたくさんあったら?

今しかできないことがたくさんあったら?



やりたいことにも、やらなければならないことにも

優先順位をつけなきゃで考えすぎて、

頭がパンクしそうになる日もあります。


そんなこんなでやっとつけられた優先順位は、

本当に些細なことでころっと変わります。

せっかく悩んだのになんでやねん!って。





でもそれが人生を大きく変える時もあるから怖い。






やっぱり、

どれを選んだらいいのか正解が知りたいなって。


未来をカンニングできる力があればなって。






私はこのブログの初めに、



「遠回りしないと見えない景色がある」



と言いました。

ここにつながります。

無意味にかいたわけじゃないよ。




答えがわかっていればそんな楽なことはないけど、

悩んだことも悩んで出した答えも

全部自分で見つけて、選んで、切り開いて、

自分の足で通ってきた道だからいいんです。

たとえそれが間違っていたとしても

それは経験になるから。






ある韓国ドラマで、全国で予報を1番当てたかつての

敏腕天気予報士が言っていました。




「全国で予報を1番外したやつはだれだ?

 それも私だ。失敗というのは成功よりも

 いい経験値が得られる。

 失敗を重ねることで予報が当たるようになった。」




失敗は経験となって人を成長させてくれます。





さてさて

大学卒業まで残り約1年半です。


やりたいことがたくさんある欲張りな自分を

目を逸らさずよく見て、よく悩んで、遠回りして、

おばあちゃんになった時、

あんなこともあったなって後悔のない、

笑って思い出せるような人生にしたいです。





最後まで読んでいただきありがとうございました。







次のブログは、


関大1、いかついふくらはぎを持つ男、


優しさと情熱と関大愛を持ち合わせた熱き男、




なかじんこと、中島康裕!



ぜひ読んでください!