チャンスの最前列/久保田智也 | 全員サッカーへの、挑戦

全員サッカーへの、挑戦

関西大学サッカー部は
「全員サッカーで日本一」になるために
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ブログを開いてくださった方こんばんは、人間健康学部4回生の久保田智也です。


4回生になり最後のブログということでなんか良い事や響くことを書きたいと思ったのですが、何も思い浮かばないので今の気持ちを率直に書いていきたいと思います。


私は5月にアキレス腱を断裂した。Iリーグ開幕の1週間前の最後の試合、相手のパスミスをトラップして前に走ろうとした時に足に衝撃がありピッチに倒れた。断裂した時の音は大きくて今でもどんな音だったのかを思い出すことが出来る。倒れ込んでアキレス腱を触ると普通はある硬い部分が無くなっていた。その時にアキレス腱が切れたことを悟って今シーズン開幕前に終わったと理解した。アキレス腱断裂をしているサッカー選手を見たことがあったが、まさか自分がそんなことにはなるとは思っていなかった。ピッチで公式戦をプレーできない、チームのみんなともう一緒にプレーができない、痛みよりも悔しい気持ちと情けない気持ちが強くて頭の中が正直真っ暗になった。REDGROWで決勝トーナメントに行けると思っていたし、高校3年でも最後に怪我をしてやりきれなかった気持ちをこの大学サッカーでやりきりたかった。恐らくこの1年は、本気でサッカーをする最後の1年だった思う。だからこそ、自分の中ではしっかりと準備をして今シーズンを迎えることが出来たと思っていた。しかし、結果はIリーグが開幕する前に怪我をして、1試合の出場もできずに公式戦が終わった。

怪我をして手術をした後にチームに戻っても少しの期間は気持ちが入らず、毎日上の空で練習に参加していた。練習をただ見るだけ、早くサッカーがしたいという気持ちも段々となくなっていた。

それでも怪我をして周りを以前より見えるようになったくらいに、Iリーグのベンチに学生コーチとして入った。東さんと百済さんがチームを勝たせようと考えてくれていた、マネージャーは試合中に座ることなく働き続けてピッチに残り時間を大きな声で伝えていた、トレーナーも選手のテーピングからアップまで一生懸命に取り組んでいた。点が入れば飛び跳ねて喜び、チーム全体で熱く戦っていた。それを見た時にこのままではダメだと思ったし、良いチームだなと思った。

そして、最後の1年を楽しく熱く最後まで続けられたのはそういった支えてくれている人がいたからだと感じることが出来た。


長くなってしまいましたが言いたいことはこんな素晴らしいチームで、怪我なんかでプレーが出来なくなるのはもったいないっていうことです。もっと自分の体と向き合って怪我をしないように気をつけて欲しい。AT、食堂の施設もある。怪我で悔いが残る人がいないように毎日の準備を大切にして欲しい。

私が1年生だったこと頃と比べてメンバーの入れ替えが増えていると思う、だからこそ、いつチャンスが来ても結果を残せるように、いつでもチャンスの最前列にいて欲しい。そのとめの準備を毎日大切にするべきだと思う。


拙い上に長い文章になってしまいましたが読んでくださりありがとうございました。