「僕の一歩」/ 菅原駿介(新4回生) | 全員サッカーへの、挑戦

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関西大学サッカー部は
「全員サッカーで日本一」になるために
熱い毎日を送っています。

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流れる季節の真ん中にふと日の長さを感じます。
どうも経済学部新4回の菅原駿介(すがはら しゅんすけ)です。

今日は3月9日です。
出会いと別れの季節です。
僕もこの頃多くの企業と出会い、一方的に別れを告げられています。

お察しのように僕は現在就職活動をしていて、その自己分析や、またこのブログを書くにあたって自分の人生や大学生活について振り返ってみました。
1回生の頃、私は当時の4回生の幹部や上回生を見て自分の未熟さに気付き、社会に出る前の大学生としてこのままじゃだめだ。また、周りのサッカーがうますぎる先輩や同期と1年間サッカーをして、自分はトップチームで試合に出てこのチームに貢献する事が出来ないかもしれないと思いました。
そして「サッカー部を辞めようと思う」と、高校の同級生で他大学のサッカー部員の友達に相談した事もあります。

そんな時に関西学生サッカーを運営するための幹事を出す必要があるという話が巡って来ました。そういった自分を成長させるフィールドが広がっていて、なおかつチームにも貢献できる。
しかし自身のサッカー選手としての日常には支障をきたす、そんな役職に迷いに迷った末に、手を挙げました。

そして、2回生からサッカー選手と学生サッカーを運営する幹事の二刀流生活が幕を開けました。
しかし、それはジレンマとの戦いの連続でした。幹事の仕事を頑張れば頑張るほど、次の日の練習に支障をきたすほど遅い時間に帰宅しなければなりません。また、練習や試合を欠席しなければなりません。また、サッカー選手として成長するために時間を割くと、幹事としての仕事がおろそかになっていきました。何度も何度もサッカー選手として、幹事として心が折れました。常にどちらかがおろそかになっていたような状態でした。

しかし、こうやって振り返ってみて自分は何かのせいにし、正当化させることで、自分の思う自分を守っていただけだった事にようやく気づきました。本当にダサくてかっこ悪いと思います。

だから今年の僕はある一つの目標のために全てをかけようと思います。その目標をぶらさずに持ち続けることで、何かに一喜一憂することなく、1年走り続ける事が出来ると思うからです。

その目標は、
このサッカー部を日本一にする事です。

そのために、サッカー選手として、おそらくもうトップチームの試合に出場し直接勝利に貢献する事はもう出来ないかもしれません。そんな気持ちでサッカー部でサッカーをするべきでないと思う人がいるのはわかっています。僕もその考えには大いに賛成で、後輩達にはこんな先輩になってほしくないと思います。
それでも僕は与えられた環境で、下手くそだけど、自分らしく、持ち前の気持ちと気合いとうるささで頑張っていこうと思います。それが少しでも周りやトップチームの刺激になり良い影響を与える事を信じて。
また幹事として広報を担当しているので、多くの方に関西学生サッカーを知ってもらい、会場に足を運んでもらえるような企画やイベントをいくつか企画しています。そうする事で、少しでも緊張感のある中で選手がプレーでき、それが競技力の向上に繋がり、そしてそんなレベルの高い関西学生リーグを関大サッカー部が戦い抜く事で「日本一」は近付くからです。

僕がやる事なんて、例えば試合に出て玲王(竹下)が一番先頭に立ってチームを引っ張る事や、佑将(吉井)が決めるゴール、ふみ(飯塚)が何度も何度もサイドを駆け上がってチャンスを演出する事などと比べたら関大サッカー部が日本一になるための本当に本当に本当に、小さな一歩かもしれない。
でも、それでも、その一歩があったから日本一になれたんだと、僕たちは全員サッカーで日本一になったんだと胸を張って言えるように頑張ります。

そして日本一になる事で、7歳から始め、嬉しい事もあった、苦しい事、辛い事、嫌な事の方が多かったかもしれない。でも、それでもやっぱり楽しかった僕のサッカー人生の価値を証明し、最後は笑顔でピリオドを打ちたいと思います。

長々と申し訳ありません。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
応援よろしくお願いします。


P.S.関西学生サッカー連盟加盟校のみなさん。共に関西学生サッカーを盛り上げましう!
関西大学サッカー部員のみんな。絶対に日本一とろう!


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