先週の土曜日、夫のお友達と一緒にご飯を食べに行きました。
数か月前にあげた、私がもう使わない炊飯器のお礼にと招待してくれたからです。
その人は肉食から一気にヴィーガンになった人で、話を聞くと今ではお味噌まで自分で作ってるんだとか(ドイツ人です)。
味噌仲間がいました!
そしてキムチも自分で作って、一人暮らしなので晩御飯はキムチとご飯で済ませることも多々あると笑っていました。
そしてそのレストランで、ななななんと、私の夫がキムチの載ったものを注文したんです。
ビックリ。
山葵やからしといった、鼻に一気に抜ける辛さは好きでも、唐辛子や胡椒のように暫く続く辛みは苦手だと言っていた、あの夫が…です。
夫は糖尿病で、一時期数か月ほどですが一週間に一度注射を打っていました。
その薬のせい(おかげ?)で、食欲が抑えられ味覚も変わったようなんです。
今まで肉肉肉~っといった食生活だったのが、野菜を欲するようになり、今週は肉がメインの日が続いてしまったんですが、夫の口から「白菜と豚肉の薄切りの炒め物が食べたい」とリクエストがありました。
しかも、肉少な目で白菜多めという希望も。
え…
何それ…
いや、作った覚えはあるんですけど頻繁に登場するようなおかずではありませんでしたし、娘が生まれてから作った覚えがないのでさっぱり分からない。
まぁ、多分、中華風の味付けだっただろうと思って作りました。
どうやら正解だったようです。
肉少な目と言っても、レシピは4人分ですがうちではそれが2人分。
400g以上入れているんですけど、こちらではまぁ、少な目の部類に入るのでよしとしましょう。
このおかずもまぁ久しぶりなんですけど、白菜の半分をどうしようかと思いまして、それならお友達にもあげられるし、夫も食べるような感じなのでキムチを作ろうと思いました。
や、ヤバい…。
入れるものとか工程とか、ほとんど忘れてる…。
私が一人だった時は頻繁に作っていたのですべて目分量でできていたんですが、何をどれだけ入れるとかさっぱり見当もつかなくなってしまっていて、仕方なくかつてのレシピを見ることにしました。
出汁を作り、そこに米粉を入れて糊を作る。
そこに唐辛子の半量を入れる。
大根、人参を細く切ってちょっとの砂糖と塩で和え、水気が出てきたら絞る。
そこに残りの唐辛子を入れる
最後に糊を混ぜて、玉ねぎ・長ネギのスライスとニンニク・ショウガに魚醤やら何やらを加えてヤンニョムの出来上がり
白菜は4%の塩水に少し浸けてから、白い部分に塩を塗り込んでまた水に戻して一晩漬ける。
ふむふむ。
塩水の加減とか、もう、忘れてましてね。
2%だと思ったら4%だったし。
漬けた白菜の塩抜きをちょっとして、干してという工程からは覚えていました。
ヤンニョムを葉1枚ずつ白い部分に載せて
一番外側の葉っぱでくるっと包み込む
袋に入れて冷蔵庫で3、4日寝かせたら食べられます
白菜のキムチは作れるんですけど、大根のキムチは作れない。
かつての同僚の奥さんが作る大根のキムチは、それはそれはもう、美味しくて。
2パック貰った時、仕事場から帰る車の中でつまんでいたら家に着く前に1パックなくなってしまうほどの美味しさでした。
暫く連絡を取ってないから、いきなり連絡してキムチと私のパンを交換しませんか?なんて話を持ち掛けるのもちょっとなぁと思うし…。
あのキムチが食べたーーーーい
さてさて、このキムチ、私が食べても辛いと思うほどなので、夫が食べられるかどうか。
あ、作ってる時に思ったことがあります。
お友達はヴィーガンと言いましたが、キムチって魚醤とか入っているのでヴィーガン食ではないのでは?
まぁ、彼は厳格なヴィーガンではなく、仕方ないのは仕方ないと言ってたことがありましたので、良いのかもしれませんが。
日本食だって、野菜のおかずとか多くても魚の出汁入れたりしますから。
自分で作る時には入れなくても、買ったり食事に行ったり人から貰ったものは受け入れるそうです。